スリッパの色

  • 2013年02月18日

来客用にスリッパを用意しています。
ベージュの地色に、白のストライプ柄のものです。
スリッパのラックには、婦人サイズ2足、紳士サイズ2足が、かかっています。

ある時、女性1名、男性1名の合計2名での来訪がありました。
婦人サイズと紳士サイズのスリッパを玄関に並べ、「さぁさぁ、どうぞ」などと言いながら、部屋へと誘います。
しばらくして、ふと、2人の足元を見ると、女性が紳士サイズのスリッパを履いていて、男性の方が、婦人サイズを履いていました。
男性の足は、ほとんどがスリッパからはみ出しています。
ゲストが帰られてから、しげしげとスリッパを見比べてみましたが、ぱっと一目で、サイズの違いはわかるように、私には思われます。
では、どうして、逆に履くということが起こったのか。
2サイズあると、私がお知らせしなかったからでしょうか? どっちも同じサイズだとの思い込みから、履いてしまい、男性はキツい、女性は、でっかいと心中思いながらも、失礼にあたると考え、顔に出さないでいらしたのでしょうか。
そこで、ふと、色分けしたら、どうなるのだろうと思い付きました。
たとえば、赤と青の2種類のスリッパがあったら、女性は赤を、男性は青を選ぶような気がします。
これって、どうしてでしょう。

以前通っていた指圧店では、入店するとすぐ、靴をスリッパに履き替えるのですが、そこには赤と黒の2種類が用意されていました。
私は、1秒も迷わず、赤を選んでいました。
なんででしょうか。
誰かから言われたわけでも、但し書きの表示などがなくても、その店で、女性客は赤のスリッパを履き、男性客は黒のを履いていました。
これは、無意識に引き起こしていることなのでしょうか? それとも、刷り込まれてきたからなのでしょうか。
トイレなどの表示なども、色分けされている場合は、男性向けのは黒か青、女性向けのは赤かピンクが多いですね。この逆ってことはありませんね。

そういえば・・・以前、知人への出産祝いの品を買いに行った店でのこと。
男の子だったか、女の子だったのか、どっちだったか、思い出せませんでした。
散々、電話でベビーの話をした後だったので、ごめん、どっちだったけと再確認するのは、いささか気が引ける状態。
共通の友人に、どっちだったけと確認するしかないかと思っていた時、店員さんから話し掛けられたので、事情を説明すると、「それでは、ベージュのものでよろしいのでは」と言われました。
なるほど、と納得し、ベージュ色のベビーウエアを購入しました。

男女どちらでも、オッケーの色が、ベージュだとすれば、我が家のスリッパは、引っ掛け問題状態になっていたのかも。
今度、スリッパを新調する時には、赤系と青系の2色にして、ゲストがどういった選択をするか、試してみようと思います。

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