便箋と切手

  • 2013年05月30日

手紙をよく書きます。
字が下手なので、却って失礼にあたるのではないだろうかという不安を感じながらも、手書きにこだわっています。
以前使っていたのは、和紙の便箋でした。
その柔らかい風合いが好きだったのですが、万年筆のペン先が、和紙の繊維に引っかかり、滲んでしまうことが多くて、どうしたもんかと思っていました。

ある時、ネットで見かけた便箋に心を惹かれました。
なんでも、万年筆で書くことを前提にしている紙だとか。
そりゃあ、いい。
ということで、早速注文。
名前を入れることもできるようでしたので、お願いすると、仕上がりまで4週間かかるとのこと。
そ、そうですか。そんなにかかりますか。しょうがないですね。ま、急ぎませんので、お願いします。
てなことで、注文して、やっと届いたのがこちら。
P1000628
とっても書き易いです。
ペンの滑り具合や、インクの乗りかたなども、ちょうどいい感じ。
罫線の間隔も、広過ぎず、狭過ぎずで、絶妙な塩梅になっています。
で、せっかく、いい便箋を手に入れたので、それを送る時の切手にもこだわって、オーダーしてみることに。
それが、こちら。
P1000638
ご存知でしょうか?
これが「桂の葉」です。
ハートの形をしている葉っぱなので、もっと、皆さんから愛されてもいいように思う木なのですが、今一つな知名度が、「桂」という名前の私には残念でなりません。
この切手を貼って、手紙を送っていますが、オーダーしたオリジナルの切手だということ、それが「桂の葉」であることに、気付かれた方は、一人もいらっしゃいません。
そんなもんなんですよね。
自分のこだわりの度合いと、他人からの注目度の差って、大きな開きがあるもんです。

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