レインコート
- 2013年08月15日
仕舞ってあるレインコートを出さなきゃと、思っているうちに梅雨が明けてしまう。
というのを2年繰り返しました。
なぜ、こんな事態に陥るかといいますと・・・買ったレインコートは、小さく折り畳めるとの謳い文句が付いていて、お揃いのポーチに入れられて売られていました。
ちょうど旅行を計画した時でもあり、そりゃあいいと、購入。
実際、その旅では土砂降りに遭ったので、キャリーバッグに入れていた、そのレインコートを広げて羽織りました。大変役に立ってくれました。
で、旅行から帰った時に、レインコートを畳み直し、ポーチに収納して、キャリーバッグにイン。
これが、まずかった。
普段、キャリーバッグは、クローゼットの最下段に押し込めている、布団の下が定位置。
滅多なことじゃ、取り出せない場所。
梅雨の時期になり、あぁ、あのレインコートをキャリーバッグから出さなきゃと思うものの、なんやかんやと理由をつけちゃ、ぐずぐずしているうちに、気が付けば梅雨が明けていた、となっているのです。
が、今年の私は違っていた。
どこからか、やる気というものが出てきて、よっしゃとの勢いのまま、キャリーバッグを取り出したのです。
中からレインコートを取り出した時には、小さな達成感を覚えてしまいました。
ところが。
翌日、テレビでニュースを見ていたら、アナウンサーさんが関東地方の梅雨は明けた模様と喋っています。
マジで?
その時のがっかり具合は、自分でも驚くほどでした。
そして、始まった今夏の猛暑。
バスを待っている時などには、暑さで私の身体が蒸発してしまうのではないかと思うほどです。
そして、突然襲ってくる豪雨。
どうやら、梅雨が明けても、あのレインコートが活躍する場はあるようです。
あちこちで発生する豪雨によって、被害に遭われた方も多いようです。
お見舞い申し上げます。
この日本で、自然と共に生きることの困難さは、私たちになにを教えてくれるのでしょうか。