小腹が空いた時には
- 2013年10月28日
観劇中、お腹が空いてきゅるきゅるっと音が鳴ってしまう。
そんなこと、ありませんか?
私はしょっちゅうあります。
ミュージカルかなんかで、舞台上から賑やかな音楽が流れてくるような演目だと、きゅるきゅるも目立たなくて済むのですが、悲劇なんかだと大変。
シーンとした客席で、下っ腹にぐっと力を入れてみたりしますが、きゅるきゅるは意志とは関係なく鳴ってしまうのです。
そこで、幕間に、劇場内の売店を覗いてみますが、デニッシュやワッフル、ホットドッグなどの軽食を食べる気はおきません。
きゅるきゅると音はしますが、1食分を食べられるほど、胃に空白があるわけじゃない。
ある日のこと。
幕間、ロビーに私が座っていると、いかにも場馴れしていますといったマダムが隣に。
バッグからなにか黒いものを取り出して、ぱくり。
ん? と斜め右に視線を送り、見ないふりで見てみると・・・マダムはひと口羊羹を食べていたのです。
おおっ。
なんて、ナイスなアイデアでしょう。
小腹が空いたお腹には、ひと口サイズ程度の羊羹が、まさにぴったりなのです。
マダムに乾杯!
ってなわけで、ネットでひと口サイズの羊羹を探してみると・・・思っていたより、ヒットはしてきませんでしたが、果実の羊羹なるものを発見。
早速、購入してみました。
名刺の半分程度の大きさで、味は梅、桃、柚子、柿、苺があり、これだと飽きなくて済みそうです。
実際に観劇時、幕間にこの羊羹を食べたところ、きゅるきゅるは鳴らず、心置きなく舞台に集中することができました。
この日、私と友人が、ロビーでひと口サイズの羊羹を食べているのを、横目で見ていた人がいたので、その人も次回はバッグに羊羹を忍ばせて来るかもしれません。
このひと口サイズの羊羹、観劇の際だけでなく、様々な場面で役立ってくれています。
移動が続く日で、しかも時間がないような時、駅のホームでぱくり。
昼の12時から打ち合わせといった時、会議中にきゅるきゅるさせないよう、開始前にぱくり。
などといった感じに。
日持ちもするので、常備しておけるのも便利です。