自宅近くには、文房具を売っている店がないため、事務用品はすべてネットで購入しています。
紙なんか、結構重いですから、届けてもらえるというのは、ありがたいです。
そのネットショップでは、購入した金額によって、ポイントがたまっていくシステムがあります。
そのポイントによって、用意されているメニューの中から、マグカップや傘や温泉宿宿泊券などと交換できます。
ある日、私はいったいどれくらいポイントが溜まっているのだろうかと、調べることに。
あなたのポイント残数は、請求書に書いてあるとあったので、目を皿のようにして探したところ、隅っこに発見。
残念ながら、温泉にはいけない程度のポイント数でした。
このまま温泉を目指して、溜めていくべきか。
でも、この調子だと10年はかかりそうです。
それはちょっと大変なので、今もっているポイントで交換可能なものから選んでしまおうか。
ひとまず、今、なにに交換できるのだろうか見てみることに。
観葉植物、置時計、折り畳み椅子、ひざ掛け・・・。
すでに持っているものばかりです。
と、フードメニューもあることに気付きました。
紀州の梅干しや、お茶漬けセットといった渋いメニューもありましたが、大福やチョコなどのスイーツも。
どれも美味しそうな写真ばかりで、目移りしてしまいます。
やっとのことで決めたのが、ベリーがのったチーズケーキ。
ちょうど、誕生日の1週間前だったこともあり、これで、自らを祝ってしまおうではないかと考えました。
で、届いたのがこちら。
届いたのは、誕生日の10日後だったというオチつきではありましたが、味は美味しかったです。
次は、チョコレートの詰め合わせを目標にしてみるかな、とやる気を出した矢先、ネットショップからメールが。
そこには、ポイント交換制度はなくなり、ポイント分を現金値引きに使える新制度にしますと書いてありました。
こういうの、よくありますね。
コツコツポイントを溜めていたら、突然、新制度に変わりましたと一方的に宣言されてしまうというの。
これ、お店側が思っている以上に、ダメージ、大きいんですけどね。
我が家のドアは重いんです。
宅配便の人に、荷物を玄関内に入れてもらう間、このドアを背中で支えているのですが、油断していると、ずりっと押されて前に転びそうになるほどの重さ。
不便さは感じていたものの、わざわざドアストッパーを買うという発想は生まれず、気を張って、ドアを背中で支えてりゃ、いいんでしょ? ぐらいに考えていました。
ところが、ドライクリーニングを自宅まで取りに来てもらい、仕上がりも持ってきてもらっているのですが、この担当者が変わるという出来事がありました。
新しい担当者が、いたってマイペース。
もっとストレートに言うと、仕事が遅いんですね。
それで、担当者のチェック作業が終わるまでの結構な時間を、仕上がった服を持たせられたまま、玄関ドアと戦い続けるという大変な事態となりました。
クリーニング上がりの服を、汚してはなりませんから、下につかないよう、ハンガーを顔の位置ぐらいまで持ち上げていなくてはなりません。
服の重さだけでなく、ハンガーの重さもありますし、それが6着、7着となると、結構な重さです。
さらに、ハンガー担当の左手だけでなく、右手ではニットなどのたたんでもらった品を抱えた状態です。
そんな時に、ドアはどんどん私を押してきます。
つ、辛い。
そんな私の様子を見て、クリーニング店の担当者は「大丈夫ですか?」と5回ぐらい言ってくるのですが、いいから、ちゃっちゃっとチェックを終わらせろよと、心の中で呟いてしまいます。
こんなことが何度か続き、やっと私は心を決めました。
ドアストッパーを買おうと。
そうすれば、どんなに担当者の確認作業が遅くても、私は大人の笑顔を浮かべ「よろしくってよ。どうぞ、ゆっくりなさって」と、言えるのではないかと、思った次第です。
そこで、「ドアストッパー」と「通販」という言葉でネット検索してみると・・・。
結構ありますね、種類が。
で、選んだのが、こちら。バナナの形のドアストッパーです。
頑張って、ドアを止めている時の写真がこちらです。
とてもとても重いドアなので、買ったはいいが、ドアに負けてしまうのではないかと危惧していたのですが、結構根性のあるバナナでして、しっかりと、止めてくれます。
よし。
これで、クリーニングを受け渡しする時に、呪いの言葉を呟かなくて済むぞと思っていたところ・・・。
件の担当者は辞めたそうで、別の担当者に。
この新担当者は、フツーのスピードで処理してくれるので、私一人で耐えられないこともないのですが、ま、頑張り屋のバナナがあることですし、せっかくなんで働いてもらおうと、ドアに挟んで使っています。
電車の中でおしゃれ~な女性を発見。
着ている物が、どれも、こだわり抜いて選びましたといった感じ。
身長は恐らく170センチ台。
足がすらっと長く、美しい方。
ふと、足元へ視線を落とすと・・・踵が真っ赤になっていました。
おっと。
あなた、靴擦れ、おこしてますね。
その女性は素足に黒のエナメルのハイヒールを履いて、ばっちり決まっているのですが、その踵は真っ赤。
素足で靴を履くということが、いつの頃からか、ファッション大好き女性たちにとって、必須要件になりましたね。
そのせいで、踵を真っ赤にしている人や、絆創膏を貼っている人を、よく見かけるようになりました。
その度に、私は、あんまり無茶するなよ、と声をかけたくなります。
一方で、その頑張る姿に、なんとなく応援したくもなったりするのですが。
どう考えたって、ストッキングをはいて、滑りをよくして靴を履いた方が、足にはいいに決まってます。
が、それをしないという決意。
痛くても、我慢するという心の強さ。
それが、私。
とでもいわんばかりの姿勢。
立派です。
が、そもそも、素足でパンプスは、どこから来たものでしょうか?
雑誌でモデルさんが? ドラマで女優さんが?
素足でパンプスを履いていたかもしれません。
が、そういうのは、撮影のため、ワンショットの間、ワンシーンの間だけのこと。
満員の通勤電車に乗り、階段を駆け上がり、横断歩道で走る・・・といった日常生活に適してはいません。
さらにいえば、西洋人と日本人では、踵のアールが違うので、西洋人より、靴擦れをおこす確率はかなり高いという現実がありますね。
そのことを十二分にわかっているうえで、真っ赤になった踵を毎日見てもなお、「私は素足にパンプスを履くと決めたのよ」というのであれば、どうぞ。
応援します。
その頑張りを。
靴の小売会社で働き、その後靴のメーカーに転職した私には、足元をチェックする癖が未だに残っています。
それで、踵を真っ赤にしている女性を見かける頻度が高いのかもしれません。
えっ?
私ですか?
私は着圧タイプのストッキングをはいています。
むくまないですし、疲れないんですね、こういったストッキングだと。
仕事中は、やはり着圧タイプのトレンカを終日はいています。
つまり、私は、まったく頑張っていないんであります。
トーストになにを塗りますか?
苺やブルーベリーなどの果物を使ったジャムを、という方が多いでしょうか?
毎日、朝食はトーストを食べているのですが、私も、こうしたジャムを塗ることが多いです。
バターは塗らずに、トーストにいきなりジャムを塗ります。
ジャムを切らしている時などには、マヨネーズを塗ったりすることもあります。
最近、気に入っているのは、餡。
あの、小豆を煮て作った、甘い餡を、トーストにのせて食べると、結構、いけるんです。
きっかけは、どこかで見つけたレシピを参考にして、簡単なスイーツを作った時のこと。
それには餡が必要だったので、近くのスーパーで買ったのですが、結構な量が余ってしまいました。
それじゃ、また、同じスイーツを作るかというと、それもなかなか億劫です。
別の和スイーツでも作ってみるかと、一瞬だけ思ったりもしましたが、それにはそれで、また別の材料を買う必要があったりして、今度は、そっちの材料が余ることになって、スパラルになりそうだぞと気が付きます。
それじゃ、捨てるかというと、ケチな私としては、そんなことはとてもじゃないけれど、できない。
なにかほかの料理に、と考えを巡らせますが、餡の使い道って、そんなにないんですよね。
それで、冷蔵庫の隅に。
ある朝、冷蔵庫を開けて、ジャムを買い忘れたなと、舌打ちしていると、隅にあった餡に目が留まりました。
いくべきだろうか。
朝から大失敗は、あまりにも痛い。
だけど、もしかしたら、意外といけるかもしれないじゃないか。
レッツ、チャレンジ。
ということで、トーストに餡をのせてみます。
ジャムのように、トーストの上に薄く広げてみようしますが、ダメですね。
餡は、薄くのばせまん。
しょうがないので、スプーンでひとすくいした餡を、トーストにのせて、少し押さえ、またひとすくいし、さっきの餡から少し離れた場所にのせます。
こうして、出来上がったトーストを見ると、オセロゲームで、黒が完全勝利をしたみたいな状態になっています。
決して食欲がそそられるような仕上がりではありません。
が、意を決して食べてみると・・・いける。
結構、いけるじゃないかと、やや興奮気味で一気食い。
そこで、ようやく気が付きました。
アンパンが、あれだけ美味しいのですから、パンと餡は元々相性がいいはずだということに。
アンマンだって、美味しいですもんね。
そうとわかったら、それまで、これはここだけの秘密にしておこうなどと、思っていた気持ちから百八十度変わり、これをぜひ、普及させるべきであるとの考えになりました。
スーパーのジャム売り場に、餡を。
喫茶店のモーニングセットのトーストの上に、餡を。
ファストフードの朝メニューに、餡マフィンを。
ホテルの朝食バイキングでは、苺やマーガリンのミニパックの横に、餡のミニパックを。
普及してほしいなぁ。
いや、きっと普及する、と私は確信しています。
さぁ、あなたも、レッツ、トライ。