火傷
- 2017年05月08日
右手の小指を火傷してしまいました。
今朝のことです。
朝食時はパンを焼くのですが、我が家はポップアップ式のトースターを使用しています。
ポンと出てきたトーストが、焦げるギリギリぐらいの状態でした。
これはもうちょっと焼きを抑えたいと思い、加減を調整するつまみに手を伸ばした時、小指がトースターに触れてしまい、火傷する羽目に。
トースターがこんなに熱くなっているとは知らなかった。
というか、そもそもこのトースターを使い始めてから6、7年経つのに、未だに丁度いい焼き加減になったことがない点に目を向けるべきでしょうか。
いつも6枚切りの食パンを投入します。
が、この6枚切りというのが曲者でして。
以前もこのブログで書いたのですが、牛乳や卵を一切使っていない食パンを、ネット注文して取り寄せています。
1斤を何枚切りにするかは選べるので、いつも6枚切りを選択しているのですが、作業者の力量によるのか、機械のせいなのか微妙に厚みが違う。
ここに問題点がある。
が、それぐらいの誤差はトースターに受け止めて欲しいと思うのです。
こっちは匠の技をもった職人じゃない。
食パンを投入したら適度な焼き加減で出てきて欲しい。
ふむ。今日はこの厚みか、よし、つまみを弱くしよう。だがほんの少しだ。指先の感覚を研ぎ澄ましてつまみに触れる。そしてごくごく僅かに左に回す・・・。
なんてことが朝っぱらからできるかっちゅう話なのです。
繊細過ぎるトースターと付き合いきれないってぇの。
新刊「諦めない女」の執筆が予定より遥かに遅れていた時、言い訳のネタの在庫が尽きてしまいました。
そこで別の出版社の編集者に「締め切りに遅れた作家が繰り出す言い訳のなかで、これまでで面白かったのってどんなの?」と聞いてみると、「指が痛いっていうのがありましたね。あれはウケました」と返答が。
今私はホントーに小指が痛いのですが、これを言い訳にしたらウケ狙いと思われてしまうのでしょうか。
証拠として、赤くなっている小指の写真を撮っておいた方がいいでしょうか。
その時、どうして火傷をしたのかといった理由も話した方がいいのでしょうか。
我が家のトースターの繊細さについても語るべきでしょうか。
そんなことをあれこれ考えてる暇があったら、原稿書けやとの声が聞こえてきそうなので、今日はこの辺で。