膝の裏
- 2019年10月03日
眠っている時でした。
夢と現実の間をふわふわ漂っているような感覚の中、突然思ったのです。
「あ、私、膝の裏をちゃんと洗っていない」と。
朝起きて、眠っている最中に気が付いた「膝の裏を洗っていない問題」を思い出して、そっと自分の膝の裏を触ってみると・・・ちょっとザラザラしている。
でも鏡を使って見るのは怖いのでやめておく。
その日の晩のこと。
まずはいつものように身体を洗ってみることに。
私は肌が弱いので、100%綿のガーゼに敏感肌用のボディーソープを付けて、それで身体を優しめに擦ります。
まずは腕から。
あっちこっち擦ってからいよいよ足に。
太腿の前側から膝、膝下、足の甲へと、上から下へ擦っていきます。
次にガーゼを足の後ろ側に当て、今度は下から上へ擦っていく。
足首の裏、脹脛、膝の裏、太腿の裏。
と、やっぱり膝の裏は通過しているだけ。
脹脛から太腿へと移る際に、ガーゼは膝の裏を通過してはいきますが、ごしごしっとはしていない。
なんてこと。
この洗い方がいったい何年前から続いていたのか考え始めた途端、気持ちが悪くなって思考を止める。
ガーゼをごしごしと膝の裏に当てて熱心に擦り、シャワーで洗い流してから浴槽へ。
そして湯船の中で今一度膝の裏を触ってみる。
と、まだザラザラしている。
手で思いっきり擦ってみると・・・ザラザラ感がどんどん取れていく。
こ、これはもしかしてと思っていると、湯面に小さい粕のようなものが浮かび出す。
これは所謂古い角質・・・つまり垢。
絶叫しそうになる。
死に物狂いで膝の裏を擦りまくり、つるつるになったところで、今一度シャワーを浴びました。
もう二度と膝の裏をおろしかにしないと、固く心に誓いました。
それにしても、何故今までこのことに気付かなかったのか。
そして何故突然気付いたのか。
理由はどちらもわかりませんが、とにかく膝の裏はごしごしするべきですね。
皆さんもご注意ください。