新刊が発売になります
- 2020年05月14日
このような時ではありますが、新刊が発売になります。
タイトルは「結婚させる家」。
小説の内容は後日語らせて頂くことにしまして、今日はひとまず日程のご案内です。
5月20日~22日ぐらいに書店さんでお買い求め頂けます。
営業中のという但し書きが付きますが。
電子書籍の方は5月20日に配信がスタートする予定です。
まだまだ書店さんは休業中のところもあり、お住まいの地域によっては、普段より入手するのが難しいかもしれません。
お手間を取らせることになって恐縮ですが、それぞれの方にとって入手し易い方法を探って頂きまして、読んで頂けたら嬉しいです。
発売の日程は随分前に決まったことでした。
決めた時には当然ながら、世の中がこんなことになるとは夢にも思っていませんでした。
原稿をチェックする準備の期間中に、日本で新型コロナ感染者が出たとの一報が。
「まぁ、大変」と思ったものの、まだ危機感はそれほどでした。
感染者は日に日に増えていき、やがて国民が日常生活の変更を求められるように。
本を発売出来るのだろうか。
発売していいのか。
自問する日々でした。
発売日については編集者に何度も確認しました。
先の見通しは誰にも立てられない状態の中、ひとまず当初の予定通り、準備を進めていきましょうということに。
不安を抱えながら作業をコツコツと進め、準備は終了。
それでも突然のストップが掛かるかもしれないとの思いがありました。
そんな心配をしている私に、予定通り本の発売が決まったとの連絡が。
お蔭様で無事に刊行することが出来るように。
有り難いことです。
自粛生活はどんな風に過ごしましたか?
読書をしたという人も結構いらっしゃるようです。
自分とは違う価値観の人の人生に触れることが出来るのが、小説の素晴らしいところ。
様々な登場人物たちに心を添わせる読書タイムは、毎日を豊かにしてくれる時間。
自粛生活が緩和されても、読書の習慣を続けていって欲しいと願っています。
そしてその読書タイムには、新刊「結婚させる家」を開いて頂けると嬉しいです。