デンタルクリックのHP

  • 2020年06月29日

以前、歯が痛くなった時のお話を。
歯が痛み、ネットで近所のデンタルクリニックを探しました。
発見したHPでは、50代ぐらいの女医が優しく微笑む写真が掲載されていて、患者様の不安を無くすように努めていますといったコメントがありました。
更に保険診療外であるインプラント治療を勧めたがるクリニックが多い中で、そこは保険内で出来る治療を探しますと、わざわざ書いてある。
高額の治療費を請求できるインプラント治療ではなく、保険内での治療を考慮してくれるなんて、誠実そう。
なんとなく良さそうな気がして、そこを予約しました。

クリニックのドアを開けると、「こんにちは」と女性の大きく明るい声が。
HPで見たドクターでした。
ここはアタリだなと思いながら診察椅子へ。

するとなにも言わずに椅子を倒し始める。
えっ? と私が驚くと、「あら、ごめんなさいね」と女医は謝る。
あぁ、はい。
と、そこはスルーしたものの、私の歯を見た女医が「汚いわ。臭いです。歯に被せ物をつけるといいですよ。30万円しますが素材がとってもいいんです」と言うのを耳にし、ここ、ハズレかもしれないと思い始める。

取り敢えずその被せ物はパスし、歯についた汚れを取って貰う。
その間に何度となく口をゆすぐよう言われ、その通りにすると、その度に女医がなにも言わずに椅子を倒す。
そして「あら、ごめんなさいね」と繰り返す。
あんた、医者になって相当な年数経ってるんだろうから、いい加減、声を掛けてから椅子を倒すというのを覚えろやと、言いたくなる。

次に歯科衛生士から歯磨きの仕方を教わることに。
私の前で箱から新品の歯ブラシを取り出し、こういう風にとレッスン。
レッスンが終わると「これ、差し上げますので」と歯科衛生士が言ったので、「有り難うございます」と私は礼を述べました。

結局、歯に付着した汚れによって痛みが出たと思われるので、それを除去したから、これで様子をみて1週間後にまた来るようにと言われる。

支払いをして自宅へ戻り、診療報酬明細書をなんとなく見てみたら、しっかりと歯ブラシ代が計上されていました。
差し上げますって、プレゼントするって時に使う言葉なんですけど、と思う。
てっきり好意でプレゼントしてくれたのかと思って、お礼を言ったのに、私がそのお金を払ってたんじゃないのと、ちょっとプリプリする。

痛みはなくなったし、また30万円するという被せ物を勧めたらメンドーなので、電話をして急用が出来たので予約をキャンセルしたいと話すと・・・いつに変更するかと聞かれたので、今は決められないのでまた改めてと言うと、女性スタッフの声が豹変。
ちゃんと治療しないとまた痛くなりますよと、不満そうな声200%で言われました。
「治すならほかでします」と心の中で呟いたもの、口では「そうですねー、改めて電話しまーす」と言って電話を切りました。

病院のHPって当てにならないですね。
インプラント治療は勧めないが、30万円する被せ物は勧めるクリニックだったとは。
その後、痛みは出ませんでした。

汚いとか臭いとか言われて少なからずショックだったため、それからは念入りに歯磨きをするようになりまして、別のデンタルクリニックでは「よく磨けてますね」と言われるまでに。
このようにちゃんと磨けるようになったのは、元をただせばこの女医が汚いとか、臭いと言ったから。
きっかけをくれた女医に感謝出来るような大人な人間になりたい・・・と思います。

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