掃除
- 2020年12月17日
いつも利用している、日用品のネットショップのトップページに、大掃除用品特集と書かれた特設サイトの案内が。
そして新聞を開けば、大掃除用品が安いよとアピールするチラシが入っている。
大掃除をしろしろと言われているようで、なんだかなぁと思います。
毎年この「大掃除しろしろ攻撃」を受ける度、日頃から小掃除や中掃除をしていれば、大掃除をする必要なんてないのではと考えます。
来年は小掃除と中掃除をやるつもりだから、今年の大掃除はパス。
と、毎年同じ理由を呟いてパスをしています。
そうしたら部屋はどんどん物で溢れ、元々狭い場所だったのに、更に使えるスペースがどんどん小さくなっていく。
これはマズイとようやく重い腰を上げて、今年の初めにまずは1つの棚を整理しようと決めました。
その棚には書類を収めたファイルが、ずらっと並んでいます。
これを整理して半分程度にしたら、空いたスペースに、今、床に放置しているファイルを移せて、部屋の中で歩ける場所が増えるぞ。
と、考えましてファイルの整理をスタート。
ところがこれが結構時間が掛かる。
一つひとつ書類を見て3つに分類。
捨てるもの。
スキャンしてデータを保存し、オリジナルは捨てるもの。
そのままオリジナルを保管継続するもの。
この3分類をした上で作業していくのですが、ささっとは済ませられないのです。
A4の書類ならばスキャナーですぐに取り込めるのですが、意外とA3サイズのものが多く、我が家のスキャナーでは不可。
そこで複合機の方を使用するのですが、これがマイペースな性格で、読み込むのに時間が掛かるし、A3の書類はそもそも情報が多いから、そのサイズになっているので、両面に文章が書いてあったりする。
そうすると両面をスキャンしなくてはいけないし、1度に出来るサイズはA4サイズまでなので、A3サイズの書類1枚の両面のデータを取り込むには、複合機のカバーを4回開閉して、4回スタートボタンを押さなくてはいけない。
面倒臭過ぎてグレそうになる。
それでもコツコツと、ファイルの整理に取り組み続けることおよそ10ヵ月。
中身が減った書類をファイリングし直して、さぁ、どうよと棚を見たら・・・生まれたスペースは10センチほど。
こんだけ?
10ヵ月掛けて書類整理をし続けたのに、出来た空きスペースはたったの10センチっぽっち。
床に放置していたファイルを2冊置いたら、もうスペースは埋まってしまいました。
その10ヵ月の間に、更に新規のファイルは増えて床に放置していたので、そこから2冊が減ったところで「すっきりしたわ~」なんて状況にはならない。
10ヵ月掛けた成果が小さ過ぎて、虚しさに襲われる。
片付けの仕方が根本的に間違っているんでしょうかね。