整理収納
- 2022年02月10日
最近ハマっている動画は整理収納関連もの。
見たことありますか?
整理収納アドバイザーなる人が客の家に行き、片付けをする様子を映した動画です。
ビフォーとアフターの映像を見比べたら・・・思わず「おお」と感動の声が出ます。
まずビフォーの映像が凄い。
カオスなのです。
ここまで混乱してしまったのかと驚くケースが多い。
この状態のキッチンで毎日料理を作っていたことに、むしろ感心するけどなと思うほど。
収納場所の前にはものが積み重なっているため、開かずの扉状態になっていたり、食器が床に直置きになっていたりする。
そして思う。
ここと比べたらうちはまだ可愛いもんだなと。
安心している場合じゃないはずなのに、安心しちゃう。
こうした混沌とした場所を、客が整理収納アドバイザーの助言に従って、片付けをしていく様を動画で見るのです。
片付け終わった後のスッキリ感がハンパない。
美しい。
思わず、この人に頼むといくらぐらい掛かるのだろうと、料金を調べ始める。
いやいや、まずは自分でやるべきだと自らストップを掛けて、依頼を踏み止まる。
様々な整理収納アドバイザーが、動画で収納アイデアを紹介してくれています。
そんな使い方があるのかと、目から鱗の情報がいっぱい。
整理収納には柔らかい頭が必要だと知る。
特によく見る整理収納アドバイザーの動画のリストに、これをやってはいけないNG特集、とのタイトルを発見。
それを見てみたら・・・収納品を先に買ってしまうのはNGと言っていました。
あー、それ、私。
と、声を上げてしまいました。
引越して間もない頃、作り付けの押入れに、なにをどう入れたらいのかが、わかりませんでした。
廊下にも部屋にも荷物が詰まった段ボール箱が、積み上がっている状態だというのにです。
これらを、ここに入れればいいのは、わかっています。
でもどう入れたらいいのかが、わからない。
ぽっかりと空いた場所をどう使ったら、使い勝手がよくなるのかが、わからない。
どうしよう。
と、しばし考えた結果、ひとまず押入れの奥行を測ってみました。
結構な奥行きがあるとわかりました。
ネットで調べてみたら、そこにぴったり収まる、奥行きのある透明ケースを発見。
2つ購入。
押入れの中段に2つを重ねて配置。
そして中には洗剤の買い置きや、掃除道具などを入れました。
奥行があるのでたっぷり入ります。
よしよし、珍しくいい買い物をしたぞと思いました。
この時は。
使い始めたら・・・結構使いにくい。
引き出しの奥の物を取り出しにくいのです。
引き出しをかなり手前に引っ張り出さないと、奥の物に手が届かない。
そこでようやく気付く。
ここまで奥行のあるケースは必要なかったことに。
買ったばかりなので、捨てるという選択肢はない。
しょうがないので、ぶつぶつ文句を垂れながら奥の物を取り出していました。
このようにNG特集の動画の中で、整理収納アドバイザーが言っていた通りのことを、すでにしてしまっていたのです。
その整理収納アドバイザーは言います。
収納品を買う前に、まずはそれを買う必要が本当にあるのかを考えましょうと。
不要なものを捨てて量を減らすことで、今ある収納品で対応出来ないかといったことを、まず考えてからにしましょうと。
あなたについていく。
動画の中の整理収納アドバイザーに、私はそう言っていました。
結局、その奥行のある透明ケースをどうしたかというと、クローゼットに移しました。
服を入れることにしたのです。
服は洗剤などより重さがないため、出し入れのしにくさは軽減されました。
また洗剤などは、すでにもっていた小ぶりのケース3つに分けて収納。
新たに収納品を買うことなく、なんとかしようとしましたよ。
そう、件の整理収納アドバイザーに報告したい気持ちでいっぱいです。