マスクなしで

  • 2022年04月28日

今年のGWはどんなものになるのでしょうか。
遠出したり、人と会ったりする人が多いのでしょうかね。
コロナの新規感染者数は減っていますが、対策はし続けなくてはいけないようなので、工夫をしながらの長期休暇となりそうですね。

こんな苦労をいつまで続けなくてはいけないのか。
マスクをせずに出歩けるようになる日は、いつになるのか。

そう思う一方で、マスクに助けられていると気付くことも。
近くのスーパーや郵便局に行く時、まずボサボサの髪を一つにまとめます。
そして日焼け止めクリームを顔に塗る。
以上。
1分掛からずに仕度が完了します。
マスクをすれば顔の半分近くが隠されるので、私的にはこれで全然オッケーなのです。
マスクって便利・・・なんて気になります。

もしマスクをせずに出歩ける生活に戻ったら・・・同じようにひっつめ髪とノーメイクで、私は外に出るだろうか。
芽生えそうな羞恥心。
誰も私のことなんか見ちゃいないとわかってはいるものの、自分の中にラインがあります。
そのラインをマスクが下げてくれていました。
そのマスクを着用しなくなるということは、自分の中のラインを再び上げるということ。
どうする私。
メンドー臭がりの私が一度味わってしまった楽ちんを手放して、以前のようにメイクをするようになる・・・とは考えにくい。

友人A子は今のような状況下でも、毎日きちんと髪をセットしメイクをするそうです。
スーパーに行く日も、行かない日も関係なく、毎朝身支度をきっちりしてから朝食を作り、夫を起こすといいます。
そして起きた夫はA子を見て「今日も綺麗だね」と言うらしい。
このひと言が聞きたくて、毎朝ばっちりメイクとヘアセットをするという。
なんじゃ、そりゃ。
この夫婦は2人だけの特殊な世界に住んでいる。

そんなA子が風邪を引いたとします。
鼻水だらだらで、とんでもない顔になってしまうのは避けられない。
するとA子は夫にこんな顔を見せたくないと、寝室に閉じこもる。
看病しようとする夫を部屋に入れない。
そして食事と飲み物は部屋の前に置いておいてと、ドア越しに要請。
風邪が治って普段の顔の状態に戻るまで、部屋に引き籠るといいます。

ここまでの話を聞くと、A子の心のバランスが心配になってきますが、本人は幸せそうなので、こういう関係もアリなのかなぁとも思います。

羞恥心のラインは人それぞれのようです。


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