向学心が
- 2022年06月23日
今更ではありますが、IT関連の知識の欠如をなんとかしたいと思い立ちました。
現在の私がどれくらいのレベルかというと、パソコンでメールの送受信は出来る。
ネットも見られる。
ブログの更新は出来る。
でもこれらの設定は出来ない。
自宅のパソコンの前にいることが多いので、スマホはタイマーとして利用する以外出番なし。
だからスマホは使い慣れていない。
こんなレベル。
なにをどう学んだらいいのか・・・敵が大き過ぎて呆然とする。
取り敢えず検索窓に「IT」「初心者」「教室」と入れてみる。
するとプログラミングがどうしたこうしたといった、ページが出て来てしまう。
ハイキングをしようと思っている私に、エベレストの登り方を教えましょうという人と、マッチングされてしまった感じ。
それじゃない。
次に「IT」のところを「パソコン」と変更して再検索。
すると高齢者向けの教室がたくさん出てくる。
コースメニューにはメールの送り方や、年賀状の作り方などと書かれている。
これも、それじゃない。
資格が取れると謳い、目指せる検定の名前がずらっと並ぶサイトも発見。
それじゃない。
ため息を吐いたその時、思い出しました。
新刊「残された人が編む物語」に、私のようにパソコンがらみに弱い小さな企業を相手に、サポートを定額で行う会社に勤める男性が登場します。
こういうところにお願いすればいいのでは?
調べてみると・・・設定や、動かくなった時のトラブルへの対応を、定額でしてくれるところはありますが、私にレッスンをしてくれるところは見つけられず。
丁度いい教室がないのなら、マンツーマンレッスンを頼めばいいのかと思い付く。
マンツーマンレッスンで検索して出て来たサイトを、あっちこっち見てみたら・・・1時間あたりの金額が結構高いとわかり、脳内にブレーキ音が響きました。
私は何時間で学べるのか・・・検討がつかない。
1時間で済むのか、100時間掛かるのか・・・掛かるであろう時間が読めないので、掛かる費用がわからない。
それは恐ろしいこと。
メラメラと燃えていた「向学心」。
それがみるみる小さくなっていく。
あぁ。
「まぁ、そのうちに」という常套句で、この一件をまとめようとしている自分に気付く。
向学心を維持することの難しさよ。