金融教育が
- 2022年09月05日
金融教育が日本の国家戦略になるそうです。
確かに大事な知識の1つですよね。
私が子ども時代に、この金融教育なるものを受けておきたかった。
そうすれば大学生の時の就職活動で「株ってなに?」といった疑問を、もつことはなかったでしょう。
やりたいことや、得意なことがない、ポンコツ女子大生だった私にも就活の時期がやってきた。
電話帳のような厚さの情報誌を買ってみる。
当時はバブッていたので、証券会社の給料が滅茶苦茶良かった。
給料は安いところより、高いところの方がいいだろうと、証券会社が掲載されているページを開く。
ページを捲り始めると、すぐに疑問が1つ浮かんだ。
証券会社って、なにするところ?
多分・・・株を売買する時の手数料を貰っているっぽい。
えっと、株ってなに?
と、ここで思考停止。
今ならネットで調べれば、すぐに答えが出てきますが、当時はそういったものは存在しなかった。
近所の書店で株という文字が、タイトルに入っているビジネス書を立ち読みしてみましたが、なんだか難しくって却ってわからなくなる。
お金を払って株を買うという人がいて、その人はその株が値上がりしたら売って、その差額が儲けになるっぽい。
でも株が値下がりしたら?
と、珍しくデメリットに目を向ける。
そしてなんだかヤバい世界だぞと認識。
ギャンブルの要素があってちょっと怖い。
と、不完全な理解で恐怖だけを覚えてしまい、結局証券会社に就活はしませんでした。
21、2歳頃にざっくり得た知識が、その後更新されることなく現在に至っています。
友人たちはどうかというと・・・結構詳しい人が多い。
「〇〇に預け替えたわ」とか、「〇〇を少額で始めてみたわ」とか、金融商品名をさらっと口にして、私を驚かします。
凄いねぇと感心するだけの私に、友人らは言います。
銀行や証券会社などでは、無料で参加出来る勉強会がたくさん用意されているんだから、その気になれば、いくらだって学ぶことは出来るのよと。
そっか。
今からでも学べるのか。
囲碁を趣味にしたかったけれど挫折をした私は、現在趣味探しの真っ最中。
「趣味はなんですか?」と聞かれて、「投資が趣味ですの」と答えるのはちょっと格好いいかも。
俄然興味が湧いてきました。