教員競争率が
- 2022年09月19日
小学校の教員競争率が過去最低を更新したそうです。
全国平均で2.5倍。
最も低かった県では1.3倍だったらしい。
これ、ほぼ全員が合格してしまう数字。
いつからこんなに先生になるのが、簡単になってしまったのでしょう。
私が大学生の頃は、なりたくても競争率が高くて合格出来ず、教員浪人する人がいたぐらいだったのに。
これぐらいの競争率だと、採用する側は選り取り見取りという訳にはいかないでしょう。
今年度は絶対に3人採用しなくちゃいけないから、この程度でもしょうがないといった、妥協が入った採用になるのでは。
そうなったら被害者は子どもたち。
子どもたちにはいい教師に出会って欲しいのですが。
それでは私はいい教師に出会ってきただだろうかと、小学生から大学生までの期間を振り返ってみると・・・1人いた。
おっと。
たった1人だった。
この事実に愕然とします。
ちびっ子の皆に緊急告知。
いい先生に出会える確率は超低いぞ。
それは昔からだったぞ。
金八先生はドラマの中の人。
現実にはあんなに生徒と、がっぷり四つに組む教師なんていない。
クラスでなにか問題が発生した時の教師の対応に、納得、満足、感動するようなことは一度もありませんでした。
教師にがっかりしたり、腹を立てたりしながらも、妥協や諦めといったものを学んできたような気がします。
これも一つの成長なのでしょうか。
いい、悪いというのは主観的なものなので、同級生たちは私とは全く違う意見の可能性はあります。
念のため。
こんな経験をしてきた私から、ちびっ子たちにアドバイスするとしたら・・・教師に期待し過ぎるな、ですかね。