冬支度

  • 2022年11月10日

冬の準備はもう済ませましたか?
私は冬支度だけは、開始時期が世間の皆さんより早い。
他のことは押し並べて遅いのですが、寒さに対する準備だけは、とっとと始めることにしています。

冬用の厚い布団を引っ張り出す。
湯たんぽを押入れから出す。
そして加湿器も出します。

加湿器の外ぶたパッキンを取り換えようと、ドライバーを準備。
取説によれば外ぶたパッキンは消耗品なので、1年に1度交換する必要があるらしい。
大事なことなのか、何度も取説に書かれていました。

でも毎年って、どうなの、それ。
と、何故か素直に受け入れられない。
外ぶたパッキンは大した金額のものではないのに、2年ぐらいイケるんじゃないの? と根拠もなしに、使用できる期間を倍にする。

交換するのは面倒だけれど、なにかあったらマズいから、一応先に買っておこうとネットで購入。
だからパッキン自体はすでに用意済み。
交換だけしていなかった。

そして気が付けば3年目となるシーズン突入まで、カウントダウンが始まる時期に。
さすがに交換しようと、加湿器のメーカーの公式サイトで取り外し方と、取り付け方の動画をチェック。
動画を真似てネジを外してパッキンを外す。
買っていたパッキンを取り付ける。
が、なんだかパッキンが、ピタッと外ぶたにフィットしない。
隙間が出来ちゃう。
取り付け方を間違えたのか。
もう一度動画をチェック。
やり方は合っている。
しばし眺める。

それから10分ほど経って、ようやく気が付きました。
2年前に買ったパッキンは劣化してしまったのだと。
やっちまいました。
交換する気もないのに先に買っておくなんて、愚かなことをしちまいました。
ゴム製品は使用していても、使用していなくても、劣化するという事実を、どうして気付かずにいられるのでしょう、私は。
これまでだってゴム製品が劣化することを、何度も見てきていたというのに。
書類を束ねていた輪ゴムが、数年で伸びて、切れてしまうのや、スーツケースのキャスターが、ボロボロになったのを見てきました。
パッキンだってゴム製品。
2年も放置したパッキンは劣化すると、予想してしかるべきでした。
そもそもそういう特性があるからこそ、1年に1度交換してくれと、メーカーは言っていたのでしょう。

結局パッキンを新たに購入し、それを古いものと交換しました。
なにかあったらマズいと考えるなら、買うだけでなく交換しておくべきでしたね。
これからは取説通りにする女になる。
と、心に誓いました。

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