街並みが
- 2023年04月13日
ポストに手紙を投函するため、マンションを出ました。
ちょっとびっくりするほど大勢の人がマンションの前を歩いています。
こんな景色を見るの、今のところに越してきて初めて。
コロナ過で極力外出を控えていた人たちが、外に繰り出したということなのでしょうか。
現在の部屋に引っ越したのは、コロナの第一波と第二波の間。
ずっと静かな住宅街だと思っていました。
でもそれはコロナ過だったからで、どうやら本来は人が結構行き交うエリアだった模様。
投函後自宅に戻り、午後になって今度はポストとは反対方向にある駅に向かうと・・・こちらにも大勢の人の姿が。
こんなに活気のある街だったのかと、口あんぐりです。
駅前には小さな商店がたくさん並んでいるのですが、そうした店々の店員さんたちの呼び込みの声が、これまでの何倍も大きい。
街を覆う活気が店員さんたちの気持ちを上げて、大きな声になっているのでしょうか。
こうした熱気の影響は私にも。
用事を済ませて自宅に戻る途中で、つい足が止まる。
これまでは興味があっても、また今度と素通りしていた店に入ってみる気に。
あれこれ見ているうちにフレンドリーな店員さんに、まんまとのせられて購入。
そうやっていくつか店を回っているうちに、両手には大量の購入品が。
つい財布の紐が緩んでしまいました。
その場の空気って恐ろしい。
もう今日はこの辺でと自分に言い聞かせて、自宅に戻ろうと歩き出したら・・・6、7歳ぐらいの男の子が道端にしゃがんでいる。
その前には母親らしき女性が仁王立ち。
そこはフルーツジュースの販売店の前です。
男の子が大きな声を上げます。
「買って買って買って」と。
女性は「買いません」と拒否。
駄々をこねる男の子。
断固拒否の女性。
その様子を笑いながら見守る、ジュース店店主の男性。
その前を歩き過ぎながら、こういうフツーの生活を私たちはやっと取り戻したんだなぁと、しみじみとしました。