運転

  • 2023年08月10日

耳鼻科クリニックからの帰り道。
バス停から自宅までは住宅街を通ります。
ランドマーク的な邸宅がなく、ほぼ同じような外観の家々が建ち並んでいるため、毎回スマホの地図アプリにナビして貰います。

左手にスマホを持ち、右手で日傘を差して、あっちいなぁと思いながら歩いていると・・・ガガガガガと物凄い音が。

道の先に1台の自動車を発見。
T字路を右折途中の模様。
車はバックを開始。
良く見ると、角の家が敷地の端に立てているポールが傾いでいます。
どうやらそのポールに車体を擦ってしまったようです。

運転席を降りた50代ぐらいの男性は、車体の傷のチェックを始めました。
その角の家がポールを立てて守っているからには、恐らく右折車によって、家屋を傷付けられた経験があるのでしょう。
道幅が狭いせいでしょうか。

そこへ反対方向から車が。
その角を左折しようとします。
ぶつけた運転手も、私も「あんたは大丈夫か?」と思いながらじっと見つめます。

すると、すいすいっと左折して、難なく進路変更を完遂。
そこそこ大きめの車なのに。
となると、ポールにぶつけたのは道が狭いせいではなく、運転手の技量の問題でしょうか。

ガン見する私の視線を意識しているのか、ぶつけた運転手は運転席で固まっています。
再トライする気配なし。
もしかして心の準備中?

見れば、その車は普通サイズ。
さっき左折に軽々成功していた車より小さい。
擦ったのは腕が理由と判定。

私もとても運転が下手。
だから運転手の気持ちはよく分かります。
行けると思ったんですよね。
でも行けなかった。
この差によって何度車体を擦ったことか。
安い中古車を買ったのに修理代金がかさんで、車を維持するのってお金が掛かるなと思ったぐらいです。

自動運転の車では、このような住宅街のT字路も、運転者に代わってやってくれるのでしょうか?
やってくれるのであれば彼も私も、自動運転の車を選択するべきですね。


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