本を読む

  • 2023年10月23日

21歳の6割が本を全く読まない。
この衝撃的な情報を目にしました。
これは文部科学省が行った調査での結果だそうです。

これによれば21歳の人が、この1ヵ月に読んだ紙版の本の数を聞いた設問に対して「0冊」と答えた人が62.3%だったとか。
電子書籍では更にこの数字は上がって「0冊」と答えた人は78.1%になるという。

関係者の皆様、どうしましょう。

漫画だったら読んでいるのかと思ったら・・・この1ヵ月に読んだ雑誌・漫画の紙版の書籍数を、聞いた設問に対して「0冊」と答えた人は51.9%となっていました。

漫画も?

今は漫画もスマホで縦読みしているのではと期待して、雑誌・漫画の電子書籍の数字を見たら・・・57.3%との結果が。

漫画も半数以上の人が電子書籍でも読んでいない・・・事件です。
だったら21歳の若者は、なにに時間を掛けているのでしょうか?
勉強?
バイト?
サークル活動?
スマホを使ったなにか?

文字だけで世界が作られているのが小説。
文字だけだから書かれていないこと、分からないことを自分なりに埋めていく。
この作業が自分の想像力を豊かにしてくれると、私は信じているのですが。

想像力はあった方がいい。
私生活でも仕事でも。
例えば営業職だった場合、取引先の担当者の気持ちや考えを想像出来たら、その不安を解消するための資料を事前に用意して、説得し易くなったりする。

パートナーが今、どんな気持ちなのかを想像出来たら、声を掛けるべきか、そっとしておくべきかの判断もし易くなるはず。

読書離れを止めたくていい点を挙げてみました。
利点がなどという前に、そもそも物語の世界に浸るのはとても楽しい。
と、私は思うのですが。

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