漢方薬を
- 2023年11月13日
最近漢方薬を飲んでいます。
これが結構大変。
飲み忘れるのです。
食後に飲むタイプであれば、食事で必ず使う箸などの側に薬を置くなどの工夫で忘れない。
が、漢方薬は食前や食間に飲むように推奨されている場合が多く、これが問題。
食前だと食事の30分前に飲むことになる。
そんな中途半端な時間を覚えておけない。
そこでスマホのアラームをセットしておくのですが、なにかをやっている時だったりすると、すぐには飲めない。
だからアラームを止めてから「後で」なんて思っていると忘れる。
で、食後に「あれっ? 飲んだっけ?」となる。
アラームが鳴って止めたような気がするけれど、あれは昨日のことだっけ?
いやいや、ちゃんと飲んだよ。
ん? それが昨日か?
と、物忘れの世界で立ち往生。
こんな私なのに2種類の漢方薬を飲むことに。
2つとも食前か食間に服用するよう言われています。
でも1つは朝と夜の1日2回で、もう1つは朝昼夜の1日3回。
正しく飲める気がしない。
が「飲めな~い」などと言っている場合ではないので、紙に書くことに。
アラームが鳴ったらなにをしていても必ず手を止めて、薬を飲むことを最優先にし、飲み終わったら日付けと時間を紙に書く。
この流れを死守しようと自分に誓う。
こんな中、寝る前に飲むという薬が追加されることに。
それまで以上に服用に頑張る私。
昔、私がOLをしていたある日のこと。
昼食を会社の先輩と摂ることに。
定食屋の席に着くと、先輩がバッグからプラスチックケースを取り出して、テーブルに置きました。
ケースは7つに分かれていて、蓋には「朝食前」「朝食後」などと書かれたシールが貼られていました。
その中にはカラフルな薬がたくさん入っていました。
じっとケースを見つめる私に、先輩は言いました。
薬を飲み忘れるので、こうやってケースに分けて入れておくのよと。
当時20代だった私は、どうして忘れちゃうんだろうと不思議に思いました。
が、今ならその先輩が言っていたことは、とてもよく分かる。
そしてその工夫の素晴らしさも。
薬を飲むのも一苦労です。