忙しい時こそ読書を
- 2023年12月04日
あっという間に12月。
時間が経つのが早くて、びっくりしてしまいます。
このびっくり具合は年々大きくなっている気がします。
気忙しい時こそ読書を。
いい気分転換になりますよ。
本を開けば、自分の生活とは違う世界が広がっています。
その未知の世界に没入することで、心も頭もリフレッシュ出来るはず。
じゃ、やってみるかと思った方には、新刊「この会社、後継者不在につき」をお勧めさせて頂きます。
タイトル通り後継者がいなくて・・・といった、働くことがテーマの1つになっている小説ではありますが、それだけじゃない。
現役からの引退を考えるお年頃になった登場人物たちは、寂しさを覚えます。
天国に行く前日まで働いていたいとの思いはあっても、そうはいかない。
やはり自らの引き時を、きちんと決めておかなくてはと考えます。
それはやっぱり、とても哀しい。
そんな気持ちと折り合いを付けようと、模索する人たちが登場しています。
ということで、働くのを止める小説でもあります。
働くのを止める時期に悩み、その後の人生をどう過ごしていこうかと迷う彼らを、応援しながら読んで頂ければと思っています。
また後継者候補が子どもだった場合には、より複雑な心情も絡んで、却って後継者選びに苦労することもあるようです、
我が子の性格を知り過ぎているために、これからの会社が心配になってしまうのでしょう。
子どもに承継するのも簡単にはいかない。
大変です。
このように様々な味わい方のある小説が「この会社、後継者不在につき」です。
ぜひお買い求めを。