移住

  • 2024年06月27日

20代の44%もの人が地方移住に関心があるらしい。
これ、東京圏在住者への調査で出た結果だそうです。

多いなぁというのが私の感想。
地方の若者たちは東京に出るという一方通行の流れが主流で、それは若者たちが、望んでいるからだと思っていました。
でも地方での暮らしに魅かれる若者も多いんですね。

その記事によれば、関心があると答えた20代の若者の半数近くが、仕事や収入を懸念しているとのデータも。

コロナ騒ぎの時に、自宅で働くことを余儀なくされ、オンラインで繋がりながら仕事をするなどのスタイルが一気に浸透しました。
そうした経験をしたことで、どこでも働けるという感覚になっていて、だからこその44%なのかと考えたのですが、どうやらそんな単純な話ではなさそうですね。
100%自宅で仕事が完結する仕事は、限られているのかも。

作家はどうかというと、地方在住でも問題なし。
実際地方在住の方も、たくさんいらっしゃいますし。

数年前引っ越し先を検討していた時、本気で地方でもいいなと思いました。
それでネットで、地方の物件を探してみたりしました。
東京と比べるとやはり安い。
心はどんどん魅かれていきます。

問題は病院と車。
東京ではこいつは藪医者だなと思えば、次はこっちと選べる。
それぐらい病院はたくさんある。
が、地方だと病院の数が少なく、藪医者だと思っても他にない場合、我慢して診察を受け続けなくてはいけないことに。

そして車。
東京では電車がたくさんあるので、とにかく駅まで行けば、あとは乗り換えたりしてどこにでも辿り着ける。
が、地方ではそうはいかない。
どこへ行くにも車が必要。
免許証はもっていますが、もう何年も運転していない私が無事に移動出来るのかが心配。
自動運転の車ならば、なんとかなるでしょうか。

そんな風にデメリットを考えて躊躇していたものの、ひとまず現地に行って、見てみようと思い立ちました。
行き方や、不動産店の場所などを調べて、行く日を決めたら・・・当日体調不良に陥り、寝込んでしまいました。
4日ほどで熱が下がり体調が復活したら、地方移住への気持ちも下がっていました。
その程度の覚悟しか私にはなかったのでしょう。
結局都内から都内への引っ越しとなりました。
あの日もし熱が出なかったら・・・今頃私はどこに住んでいたでしょうか。


Copyright© 2011-2024 Nozomi Katsura All rights reserved. No reproduction and republication without written permission.

error: Content is protected !!
Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.