文庫が発売になります

  • 2024年07月18日

文庫版「終活の準備はお済みですか?」が発売になります。
7月25日から書店に並び始めます。
地域によって日にちは前後しますので、書店で見つけられない時には、書店員さんにお尋ねください。

親がすでに終活を済ませてくれている・・・という話を聞いたことがない。
でも相続だの、税金だののことを考えれば、やっておいて貰いたいとほぼ全員が言う。
なのに親はやってくれない。

そのうちに。
子どもたちが、なんとかするだろ。
とかなんとか言って。

子どもから親に「ちゃんとやっといてよ」と言えればいいのかもしれませんが、ちと言い難い。
でもやっぱり、やっておいて貰った方がいい。

親に限らず、子ども世代も。
晩年をどう生きたいのか。
なにを、誰に、どう残したいのか。
その意思表示ははっきりしておいた方がいい。
でもなかなか。
ですよね。

そんな人たちが登場するのが、小説「終活の準備はお済みですか?」です。
なにから取り掛かればいいのか分からない登場人物たちは、終活サロンに。
そこで相談員から、まずは自分史を書くように勧められます。

それはこれまでの自分の生き方を振り返るってこと。
いい思い出も、苦い思い出も蘇ってきます。
小説の登場人物たちは、過去に下した自分の決断を後悔したり、哀しんだりします。
そして自分の人生を見つめ直す中で、どう人生を終えたいのか、それまでどう生きたいのかという考えをまとめていきます。

親やパートナーに、終活の話を持ち掛けにくいと思っているあなた。
この本をプレゼントしてみてはいかがでしょう。
登場人物たちに触発されて、終活を始めてくれるかもしれませんよ。


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