発売間近

  • 2024年07月22日

今日は、7月25日に発売予定の文庫版「終活の準備はお済みですか?」のご紹介を。

この小説には「終活」を意識することになった人たちが登場します。
その中には50代で終活を始める女性が。

亮子は独身。
母親を亡くしました。
葬式やら墓やら、相続やらといった雑事に翻弄され、忙しない毎日を過ごしていました。

ようやく、そうしたものが片付くと・・・独身の自分には、こうした後始末をしてくれる人がいないという点に、目を向けるように。

そこでネットで見つけた終活サロンに通い始めます。
お墓の見学会にも行きます。

でもどうしたらいいのか、どうしたいのかが分からない。

終活サロンで貰ったノートに、自分史を書こうとしてみたら、これまでの自分の人生がスッカスカのように思えてくる。

そんな時、勤務先の会社で、自分が以前開発したメニューが消えることに。
どん詰まり状態の亮子が、ここからどうなっていくのか・・・。
興味をもたれた方は、是非本書をお買い求めください。

友人のA子は、亮子と同じ50代の独身。
A子にこの「終活の準備はお済みですか?」の本をプレゼントしました。

後日A子からメールが。
やはり自分の境遇に近い亮子に、シンパシーを感じたとA子は言います。

そしてA子も「終活」をしてみようと考えたそうなのですが・・・。
これが結構難しいと言います。
亮子と同じように、どうしたいのかが分からなくて、なにも決められないのだとか。

そんなA子に私はアドバイス。
「急ぐことはない。ゆっくり自分の考えを、まとめていけばいいんだよ」と。

実はこれ、小説に登場する終活サロンの相談員、三崎が客たちに言っていた台詞、そのまんまなのです。

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