窓掃除を
- 2024年12月05日
窓掃除、どうしていますか?
角部屋の我が家は無駄に窓が多く、汚れは気にしないというフリをし続けるのは、ちと辛い。
以前、重い腰を上げて窓掃除をした時のこと。
雑な性格故、雑な掃除を終えて、ふうっと一息。
よく頑張ったな、なんて自分を褒めながら一服していたら、視線を感じる。
しかも凄く近いところから。
左肩に目を向けたらカメムシが。
最悪。
悲鳴を上げながら払い落とし、外に追い出しました。
驚きと恐怖で、しばらく心臓のバクバクが止まりませんでした。
これがトラウマとなり、それまで以上に窓掃除が億劫に。
そこで今年。
プロに頼んでみることに。
安くはない。
でもとにかく一度トライしてみようと決心。
マンションの管理会社を通して依頼したところ、1ヵ月先になるという。
依頼者が多くて混んでいるとのこと。
そして待ちに待った窓掃除の日。
やって来たのは、いまどき風の若い娘さん。
エアコンのクリーニングでは、いつもオッチャンが来るので、てっきり窓掃除もオッチャンがするのかと思っていましたが違いました。
彼女は窓の状態をチェックすると、すぐに作業開始。
ベランダに出て外側の窓を拭いたり、外した網戸を洗ったりするので、ダウンを着たままでの作業。
結構過酷な仕事です。
黙々と作業すること3時間半。
彼女から仕上がりをチェックして欲しいと言われて、見たら・・・「うわぁ。ピカピカね」と思わず感動の声が。
もう本当にピッカピカ。
窓ってこんなに透明だったんだと気付く。
今までの私の窓掃除とレベルが違い過ぎて、笑ってしまうほど。
鳥が窓だと気付かず、ぶつかるんじゃないかってぐらいのクリアな状態。
網戸も綺麗になっているし、サッシの隙間もツルツルに。
土埃なのかなんなのか不明ですが、真っ黒だった隙間がすっかりきれいになっている。
汚れが取れたため、窓の開閉も実にスムーズ。
出来栄えに大満足した私が「頼んで良かったわ」と言うと、彼女は静かに微笑みました。
その微笑みのうちには「プロですから」といった自負が入っているように感じられ、カッケーと思いました。
そして誓う。
もう私は窓掃除は自分ではしない。
プロに頼むことにします。