健康保険証
- 2024年12月09日
12月2日以降、健康保険証は新たに発行されなくなりました。
多くの反対意見があるにも関わらず。
私は渋々マイナカードに保険証を紐づけました。
が、マイナ保険証にして良かったなと思ったことは、これまで一度もありません。
まず、月に1回で良かった保険証の提示が毎回になり、作業としては増えています。
更にお上(おかみ)が言っている「より良い医療が受けられる」とは感じられないのです。
医師や薬剤師がこれまでの患者の医療や処方薬のデータを、確認出来るのがいい点だと、お上は必死にアピールしていますが、そんなことはない。
私は珍しい病気に掛かったことがあります。
その病気と今回の症状は関係なさそうだと思えても、医師はそうは考えないかもしれないので、問診票の既往歴の欄に一応記入します。
すると医師は大抵食いついてきます。
「珍しいなぁ」
「どういう経緯で判明したんですか?」
「どういう検査をしたんですか?」
「どこの病院で?」
などと聞いてくる。
中には「これはどういう病気ですか?」と、病気そのものについての説明を求めてくる医師さえいる。
医師に病気を解説している私ってなんだろうと、毎回思う。
こういったことは私が問診票に書くから。
医師が私の過去のデータを取り出して、質問しているのではない。
試しに問診票に書かなかったら、医師からはなにも聞かれませんでした。
つまり「よりよい医療」は自ら問診票に書けば受けられますが、マイナ保険証をもっているだけでは受けられないのです。
これが私の実感です。