米が

  • 2025年02月20日

去年の夏のこと。
普段利用しているネットスーパーで、米が買えなくなりました。
ネットショップ探しをして、なんとか販売しているところを見つけ、しのぎ切りました。

そして今。
またまたネットスーパーで、米を買えなくなりました。
すべての銘柄が売り切れ。

しょうがないので再びネットショップ探しをすると・・・高い。
売ってはいるが価格が超高い。
足元を見られている感がたっぷりです。
が、買わない訳にはいかないので渋々購入。

そんな中で、政府が備蓄米の放出を決めたというニュースが。
遅いでしょ。
やらないよりはいいけど。

テレビのニュース番組の解説では、米の生産量は増えているのに、何故か市場には出回っていないという。

これ、時代劇で見たことがある。
米の価格が上がって民は大騒ぎ。
暴れん坊将軍か大岡越前か水戸黄門あたりが、真相を探る。
すると価格を釣り上げるために、米問屋が在庫を隠し、市場に米を出さなくしているのが原因だったという話の回を、何度も見た記憶があります。
金ぴかの着物姿の役人と、米問屋の脂ぎった店主が座敷で酒を飲み、イヒヒヒと笑っていると、暴れん坊将軍か大岡越前か水戸黄門あたりがやって来て、立ち回りをする。
そして悪人を成敗。
民は米を買えるようになってほっとする・・・といった回です。

令和の時代になってもなお、似たようなことが起こるとは思ってもいませんでした。
令和の米騒動の原因は不明なものの、生産量が増えているのに市場に出ないということは、誰かが大量に買い漁り、値段を釣り上げていると考えるのが自然。

令和には暴れん坊将軍も大岡越前も水戸黄門もいないので、政府はようやく備蓄米を市場に出して、値段を下げるという作戦に出たのでしょう。

この作戦によって、米を溜め込んでいる人、或いは企業が、これ以上持ち続けても儲からないと判断し、在庫を市場に出すようになってくれるといいのですが。

マスクの時もありましたよね、似たようなことが。
コロナが流行し出して皆が右往左往し始めた途端、マスクが世の中から消えてしまった。
メーカーが頑張って作っても作っても、消えてしまう。
そしてネット上ではそれまでの十倍以上の価格で売られている、といったことが。

あの時、大量に買い漁り、高価格で転売しようとしていた人や企業は、結局儲かったのでしょうか?
売り時のタイミングを逸して、大量の在庫を抱えてしまい、大損したケースもあったのではないかと思うのですが。

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