小説「腕が鳴る」
- 2025年03月06日
小説「腕が鳴る」の発売まであと1週間ほどになりました。
3月12日発売ではありますが、お住まいの地域や、入手方法によって、購入出来る日は前後します。
あらかじめお含みおきください。
私の手元に届いた見本がこちら。
どうでしょう。
このイラストの女性のキリっとした表情。
なにかやってくれそうな感じがプンプンします。
この装幀、私は大好きです。
これは祥伝社さんのWEBマガジン「コフレ」で連載していた小説です。
連載中は違うタイトルでした。
単行本化するにあたり、タイトルを再考することに。
これだというものが、なかなか思い浮かばず、苦労しました。
なんとか50個ぐらい捻り出し、その中から10個に絞り込みました。
その10個の中から1つを選び出そうとしたのですが、どれもいいようで、どれも良くないようで。
そんな時、突然「腕が鳴る」という言葉が落ちてきました。
ごくたまにこういう瞬間があります。
動詞の現在形で終わるタイトルには、強さがあり、リズミカルでもあると感じました。
編集者も賛成してくれて、このタイトルに決まりました。
この言葉は、小説に登場する整理収納アドバイザーの真穂が、散らかった部屋を見た時に吐く台詞の1つでもあります。
手前味噌で恐縮ですが、タイトルとイラストとデザインが、ぴたっとハマった装幀だと思っています。
いかがでしょう。
電子書籍版も3月12日に配信開始予定です。
お好みのスタイルをお選びください。