カフェの予約
- 2025年12月11日
直前にカフェの席を予約できるサービスがあるという。
ただしキープ時間は15分のみ。
新聞記事によれば、ウエブサイトから無料で予約できるらしい。
大きな街で友人と「どこかでお茶しようよ」「でもどこも混んでそう」「どうしよっか」・・・こんな場面で使うためのサービスなんでしょうね。
私が住んでいる街にはカフェが少ない。
だからどこも行列。
どの店も予約不可なので、ひたすら待つしかない。
明らかに住民の需要に対応できていないのが、我が街です。

シャッターに閉店のお知らせが貼られているのを見つける度に、カフェ? 今度はカフェができる? と誰にともなく聞いているのは、私だけではないはず。
なのに、住民が渇望しているカフェは全然増えず、すでに存在している業種の店が登場します。
それで眼鏡店が5店舗もあったり、洋菓子店は1店舗もないのに、和菓子店が4店舗あったりする街に。
今の街に引っ越してきて、まず探したのは病院。
次に探したのが、打ち合わせに使えそうなカフェでした。
が、これは上記のような状態だったため、早々に捜索を断念。
現在は大きな街のホテルのラウンジを、打ち合わせに利用しています。
ネットから無料で予約ができること。
隣のテーブルとの距離があること。
カフェインレスコーヒーのメニューがあること。
この3点で絞り込んで見つけました。
先週そこに行ったら・・・クリスマス用のディスプレイがされていて、ラウンジもホテル自体もキラキラしていました。
コロナの影響を受けていた頃は、フロントに宿泊客の姿も、従業員の姿もなく、なんとも寂しい感じでしたが、本来のあるべき姿に戻っていました。
やっぱりホテルはキラキラしていて、お客さんで賑わっているのがいいですね。
きちんとしたサービスを受けられるのも、ホテルの魅力の一つです。
昨今は注文を自らスマホなどで行い、会計も自分で行う店が増えて、人に接客して貰う機会が減りました。
そんな中にあっても、ホテルのラウンジではサービスのプロたちが、滑らかな動きで飲み物を運び、丁寧な接客をしてくれるので、気持ちがいいです。
今や貴重な場所になりました。
これからも続けて欲しいものです。
ホテル好きの私が、ホテルで働く人たちを描いた小説「総選挙ホテル」を発表したのは2016年でした。
それから10年弱の月日が流れましたが、今も愛していただいているのが嬉しいです。
