昼食の仕度をしている時でした。
ビービービーと、突然部屋に大きな警戒音が響き渡りました。
訪問者を知らせる時の音とは明らかに違う、緊迫感のある音。
ん?
動揺した私はどうしていいかわからず、何故かキッチンを一周してしまう。
すぐに女性の声が聞こえてきました。
「電気を使い過ぎています」という。
へ?
えっと、どうしたら、と慌てながらも、キッチンとリビングの照明を消してみました。
しばらくその場で固まったまま、注意をしてくれた女性の次の言葉を待ちましたが、なにも聞こえてきません。
そしてブレーカーも落ちない。
今のはなんだったの? と思う。
少しして、そういえばあの女性の声はどこから聞こえてきたのかという疑問が。
音がしてきた辺りにあるものといえば・・・来訪者を知らせてくれる、インターフォンのモニターです。
もしかして、ここから? と画面を覗き込んでみたら、電気使用量80%と表示が。
びっくり仰天。
そのモニターは来訪者を知らせてくれるだけの存在だと思っていました。
まさか電気の使用量を把握し、しかも注意してくれる能力があったとは。
思わず「あなたはどこと繋がっているの?」と話し掛けていました。

そのモニターは1階にある宅配ロッカーに、私宛の荷物が入れられた際に、物凄く大きな声で「届きました」と教えてくれます。
あまりに大きな声なので、ボリュームを落とそうと取説を読みましたが、そうした機能はない模様。
だから大きな声の「届きました」を何度も聞かされてきました。
その度にサンキューと思うものの、そもそも宅配ロッカーに荷物が入れられたということは、不在であるからのケースが多いはずで、そんな時に大きな声で言っても意味がない。
おバカさんね、なんて思っていた自分を叱り付けたい。
そのモニターは恐らくいろんなものと繋がっていて、いろんなことを私に注意してくれるのでしょう。
取説を改めて熟読してみます。
そしてモニターのサポートを受けていこうと思います。
そのうちモニターに名前を付けるようになるかもしれません。
2022年が動き始めましたね。
今年こそはコロナが終息し、穏やかな生活が戻って来ることを願っています。
コロナが世界を席巻するようになってから、人と会う機会は激減しました。
打ち合わせも会食もパーティーもありません。

昔まだ日本が好景気だった頃、出版社のクリスマスパーティーに潜り込んだことがあります。
当時私はOLでした。
ホテルの大広間を借り切ってのクリスマスパーティーです。
ビンゴゲームの賞金に海外旅行が用意されるなど、バブル感ハンパなし。
そこの出版社が発行している、ファッション雑誌のモデルさんたちが、多数参加していて華やかな雰囲気。
そうしたモデルさん目当ての、Jリーガーたちも出席していました。
その頃の日本は好景気の最終局面を迎えていて、バブル崩壊の予兆がちらほらしていました。
当時私が勤めていた会社は、そうした波をいち早くかぶっていて、ボーナスが現物支給になるという笑えない事態になっていました。
自分が働く会社が置かれている状況とかけ離れた、出版社のキラキラしたクリスマスパーティーに、眩暈がしたことを覚えています。
結局私はビンゴでなにも当てられず、パーティー終了後に知り合いたちと居酒屋に流れて、安いチューハイを飲みました。
なんか、こっちの方が落ち着くと感じたものでした。
このパーティーはどこの部署の人が、仕切っていたのでしょうか。
結構大変だったと思います。
友人A子はこうした会を仕切るのが上手。
髪を振り乱したり、目を三角にしたりせず、さらっとやれる子です。
これまで大小様々な会を仕切ってきました。
幹事がA子と聞くと、皆安心して参加しています。
A子によればコツは決め過ぎないことだとか。
参加人数が増えれば増えるほど、予想通りにいかないことも増えるとあらかじめ覚悟しておけば、大抵のハプニングに対応出来ると言います。
何時から参加してもいいといった緩い会がある一方で、事前準備が必要なことを強いられるケースも。
歌って踊って貰うから当日までに振りを覚えて、メンバーで揃えておいてといった指令や、スピーチして貰うからねと言われることがあります。
A子からの指令は基本的に拒否出来ないことになっていまして、指令を受けた者は必死で準備をします。
私の場合は歌って踊る指令はほぼなく、何故かスピーチをやらされることが多い。
スピーチって結構難しいんですよ。
会の趣旨を踏まえた上で、誰に向けたスピーチなのか、また出席者はどういった人たちなのかによって相応し内容を考えなくてはいけません。
更にそのスピーチには適量のユーモアが入っているのが理想で、エピソードを披露し、感動させることが求められています。
これ、結構大変でしょ?
親しい人の場合と、それほどでもない人の場合、どちらも苦労します。
それほど親しくなくてエピソードがない場合、素晴らしいとか尊敬しているとか、ありがちな言葉を並べるだけになってしまいがちで、どうしたもんかと頭を悩ませることに。
逆にとても親しい場合も苦労します。
エピソードはたんまりあるのですが、公の場で披露してはマズいエピソードばかりだったりする。
結局、どんな付き合いの人の場合でも、スピーチの内容には苦労します。
コロナが流行するようになってから、集まる機会がなくなり、スピーチ原稿を考えることはなくなりました。
内容に苦労してヒーヒー言っていた頃が、少し懐かしく思われます。
新年明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い致します。

今年はどんな年にしたいですか?
私はいつもの年と同じように、小説を書いていきたいと願っています。
そのためには精進しなくてはと思っています。
昨年引っ越しをしました。
今の部屋の気に入っているところは、窓が大きい点。
空には様々な表情があることに、改めて気付かされました。
窓外に空が広がっていると開放感がハンパない。
以前住んでいた部屋から見えるのは、向かいに建つマンションだけだったので、その違いは大きいです。
閉鎖的な空間で執筆するよりも、開放的な場所での方が捗る気がします。
あくまでも「気がする」程度なのですが。
窓が多いのは、いいことだけではありません。
弊害もあります。
毎朝、結露パトロールが必須。
雑巾とバケツを片手に窓を巡回。
なかなか大変です。
そこで対策グッズをネットで調べてみたら、シートタイプがある模様。
どういう原理で結露が出来なくなるのかは不明ですが、そのページではビフォーとアフターの写真が掲載されていて、それを見る限りすっかり解決するようです。
が、こういうシートを貼る作業が私は苦手。
上手に貼れる気がしない。
こうしたものの説明書きには、どなたでも簡単に綺麗に貼れるといった言葉がありがちなのですが、その「どなたでも」の中に私は入らない。
スマホ画面に液晶保護フィルムを、貼らなくてはいけない事態になった時、胸に溢れたのは私が上手に貼れっこないとの思い。
眼鏡を掛けて説明書きを読み、動画で勉強した後にトライしてみたら・・・案の定の出来栄え。
少し斜めになっちゃった。
こんな私ですから、窓にシートをちゃんと貼れるとは思えない。
シートを買うのは止めて、毎朝のパトロールを続けることに。
窓が多いということは、棚を置くスペースが少ないということでもあります。
未だに作り付けの棚に入り切らなかったものが、部屋の隅に積み重なっています。
今年中に、そうしたものをなんとかするのが目標です。
それからたくさん本を読みたいし、映画も見たい。
それに料理の腕を上げたいし、レシピを増やしたい。
そしてココアをダマにならずに作りたいとの野望も。
年末からココアにはまり、頻繁に飲むようになりました。
ココアをアーモンドミルクで溶かして飲むのですが、どうしてもダマになる。
鍋を使って作ればダマにはならないのかもしれませんが、鍋は使いたくない。
たかだかココア1杯作るのに鍋を使えば、洗い物が増える。
それは嫌。
ということで、レンジでなんとかしたい。
使うのはマグカップ1つのみ。
この条件でダマにならない方法を探っているのですが、未だに成功せず。
これも今年の目標の中に、入れておくことに致しましょう。
もうすぐ2021年が終わります。
どんな1年でしたか?
私はいろんなことがあった1年でした。
驚いたり、心配したり、ほっとしたりと色々あった1年でした。
大きな動きとしては引っ越しが挙げられます。
2回目のワクチン接種から2週間経ったところから、部屋探しを開始。
事前に希望の条件で絞り込みを行い、リストの作成をしてありました。
このリストの物件をネットで見てみたら・・・なんと空いている。
不動産会社にメールをしたらすぐに電話がきて、気が付けば翌日内覧することになっていました。
その担当女性から「滅多に空きが出ない物件なんですよねぇ」「お客様は運がいい」「でも仮押さえは出来ないから、早い者勝ちなんですよ」と、矢継ぎ早に言われる私。
どんどんマインドコントロールされていく。
仕舞いには「これもご縁ねぇ」などと、まだ決めていないのに言われる始末。
不動産会社の女性営業スタッフの掌で転がされた結果、契約。
そこから怒涛の手続き地獄が。
1つひとつは大したことがない手続きも、量が多いと大変です。
仕事の合間にする訳ですからね。
あっ、それ、忘れてた的なこともありましたっけ。
そんなバッタバタな時期を過ごし、今では新しい暮らしにも慣れました。
今の部屋を気に入っています。
コロナ過であるため近所の探索はまだ手付かずですが、おいおい調べていこうと思います。
例年通り小説を発表することが出来たのも、大変有り難く嬉しいことでした。
たくさんの方にサポートを頂き、また応援して頂いているお陰です。
皆さんに感謝です。
有り難うございました。
来年も真摯に小説と向き合い、作品を紡いでいきたいというのが私の願いです。
来年もどうぞよろしくお願い致します。

来年はどんな年になるでしょうか。
コロナとの付き合い方が変わっているでしょうか。
行きたいところへ行けて、会いたい人と会える、そんな日常が戻る日が早く来ますように。
どうぞよいお年をお迎えください。