寝違えてしまったようで、朝から首の左側に筋肉痛が。
うがいをしようと頭を反らしたら、首に鋭い痛みが走りました。
「痛いっ」と声を出しそうになって、いやいやと思い直す。
こんな程度で痛いなどと言ってはいけない。
オリンピック選手たちなんか、この何億倍もの痛みを抱えて戦っているのだぞと、自分に言い聞かせました。
自分の日常生活と、トップアスリートを同列で語っているところに無理はあるのですが、連日のテレビ観戦で戦闘モードに入っちゃっているので、仕方ないと思ってください。
今回のオリンピックは、いつも以上にドラマチックですね。
そこから巻き返す? とか、腕のテーピングが痛々しいんですけど、とか、感動がたくさん落ちていて、拾っていくのも大変です。
私が熱く応援しているトランポリンは、残念な結果になりましたが、今回の経験が糧になるでしょうから、次の目標に向けて頑張って欲しいです。
そしていつも以上に感じたのは、様々な国の、様々な人たちのジャッジへの不満の多さ。
もっとAIなどを駆使することによって、不公平さや、不正確さを排除してくれたらと思います。
バレーボールも昔はラインズマンという人たちがいて、ボールがコートに入っていたのか、入っていなかったのかを、人の目で判断していました。
だから選手も、ファンも、テレビ観戦者も「今のは違うよ」という気持ちになったものでした。
それがやがて回数の制限はあるものの、審判の判断に、チーム側からビデオ判定を要求出来るようになりました。
そして更に進化して、今はコートラインのイン、アウトの判断はすべてコンピューターで判断するように。
リプレイしてその場で見せてくれるので、ギリッギリだったことなどが明確で、不満が出る余地ゼロ。
他のスポーツの判定でも、こんな風に進化していったらいいのに。
特に柔道の判定。
即座に画像解析して判定してくれるようになれば、「なんで今ので技ありにならないんだよ」とか、「なんで指導が入らないんだよ」といった不満も減るように思うのですが。
文庫「終活の準備はお済みですか?」はお読み頂いていますでしょうか。
まだの方はぜひお買い求めを。
この小説の中にもたくさんの感動が入っていますよ。
去年の夏は、暑い暑いと言い捲る夏でした。
そして今年。
去年をも上回る暑さに襲われ、毎日つつがなく暮らしていくのも大変になっています。
予想最高気温が38度って・・・人間の生産的な活動を難しくする気温ですよね。
私が子どもの頃は30度を超えると「わぁ、あっつい」と思っていました。
しかし今では天気予報で予想最高気温が34度と聞くと、明日は少し過ごしやすいのかな、なんて思っちゃうように。
数字の感覚がおかしくなっています。
そんな暑いだけで大変なところに、パソコンとレコーダーを買い換えたら、不具合はあるし、新しいやり方にもなかなか慣れない。
前のキーボードではここにあったボタンがなくて「あのボタン、どこいった?」てな具合で、ストレスがうなぎ上り。
更に手の甲に発疹が大量に出没して、病院に行くもなかなか治らなかったり、オーブンレンジが壊れたりという、地味目なトラブル続きも心にきます。
と、ここで愚痴を言っててもしょうがない。
文庫「終活の準備はお済みですか?」のご紹介を。
今日は終活サロンで働く三崎清をピックアップ。
53歳の三崎は会社をリストラされて、再就職活動に臨むも苦戦。
雇ってくれるところならどこでもいいと採用面接を受けまくり、葬儀会社に潜り込みます。
三崎は今度こそクビにならないように、一生懸命働くのですが、使えないオジサンと認知されてしまいます。
社長の恩情で子会社へ。
そこは終活サロンでした。
相談者の話を色々聞くうちに、自分の人生を振り返るように。
負け組と思っていた人生だったけれど、それほど悪くなかったのかな、なんて思うようになります。
三崎の人生と変化を味わって頂ければ嬉しいです。
終活は最期の日までどう生きたいかを、考える機会でもあります。
後ろ向きではなく、むしろ前向きになれる作業ともいえます。
今あなたが何歳でも、やっておいて損はない。
そして一回やったら終わりではなく、定期的に見直しも必要。
5年前に思っていたことと、今では考えや状況が変わったなんてことがあるから。
こうしたことを、三崎は相談者にアドバイスをしています。
睡眠不足の皆様。
昼夜逆転している皆様。
ボンジュール。
パリとの時差が大変ですよね。
オリンピックを観たい。
だけどこの試合を観たら、明日の仕事に差し障る。
と、なにを観て、なにを諦めるかに悩み苦しむ夏です。
基本的にスポーツはライブで観たい。
録画を観て、観たつもりになるなんて邪道。
スポーツを愛する者として、それだけはやっちゃいけない。
などと思ってきましたが、今回のオリンピックはさすがに、そんなことを言っていられません。
泣きながら取捨選択をして、ライブで観る試合を絞り込んでいます。
仕事に影響が出る事態を避けようと、スケジューリングに苦労している私ですが、編集者は織り込み済みのようで、締め切りをいつにするかの話になると、「オリンピックがありますからねぇ」と言って、先に延ばしてくれる人が多い。
分かってらっしゃる。
ということで、仕事にテレビ観戦に忙しい夏を過ごしています。
そして文庫「終活の準備はお済みですか?」の話を少し。
小説には33歳の男性が登場します。
天才シェフの原優吾は、人気のイタリアンレストランを経営しています。
自信満々で大きな夢をもっていた優吾は、大病をきっかけに人生観を変えます。
今を大切にして、毎日を一生懸命に生きるようになった優吾。
33歳ながら終活を始めます。
人生ではアクシデントが起こると、身をもって知った優吾は、準備しておくべきだと終活を開始。
そんな最中、最悪の事態が。
優吾の生き様を見届けて頂けたらと願っています。
そしてもう一つお知らせが。
祥伝社さんのWEBマガジン「コフレ」内で、8月1日から小説の連載が始まります。
タイトルは「今日も片付けさせて頂きます」です。
整理収納アドバイザーが登場する物語です。
こちらもよろしくお願いします。
コフレ
https://www.coffret-web.jp/
毎日暑い日が続きますね。
心身共にぐったりしてしまいます。
こんな酷暑には、エアコンを効かせた自宅で過ごすのがいい。
涼しい自宅で読書なんてどうでしょう。
お気に入りのドリンクを片手に、物語の世界に浸ってみては。
そんな時に、文庫「終活の準備はお済みですか?」を選んで頂けると嬉しいのですが。
この小説に登場する人物の中から、今日は神田美紀をご紹介。
32歳の美紀はシングルマザー。
実家で両親と一緒に暮らしています。
頑張って勉強して行政書士の資格を取ったものの、仕事の依頼は全然こない。
意地で産んだ子どもを愛せなくて、そんな自分にがっかりしています。
美紀は出入りしていた終活サロンの相談員や、依頼者との関わりで、少しずつ気持ちを変化させます。
そんな矢先、親の介護という難局に。
育児、介護、仕事に奮闘します。
でもどれも失敗をしてしまう。
そんな美紀が見つけた未来は・・・。
興味をもたれた方はぜひ本書を。
数年前、行政書士を探していました。
サイトはたくさんあります。
エリアで絞り込んでも、もの凄い数の行政書士がいます。
どうやって選んだらいいのか分からず、困ってしまいました。
しょうがないので、ざっと口コミを読んでみたら・・・褒めるコメントあり、糾弾するコメントありで、増々迷ってしまうことに。
昔ネットなんてものがなかった時代は、どうしていたのでしょう。
「誰か知りませんか?」と周囲の人に聞いて歩き、「誰々さんの奥さんの親戚が、前に行政書士にお世話になったって言ってたよ」などという不確かな情報を手繰り寄せて、行政書士に辿り着いたりしたのでしょうか。
それとも駅前に看板を出しているところに、一か八かで相談しに行くといったことだったのか。
優秀な行政書士と巡り合うのは、今も昔も大変なのかもしれませんね。