衣替えのタイミングでいつも失敗します。
今年も6月に入ったらすぐに、春に着た服をクリーニングに出そうと思っていました。
私が利用しているのは、宅配で受け渡しをするスタイルのクリーニング店。
そこが用意しているのは5点、10点、15点の3種類のコース。
この3種類の中から1つを選んで申し込むのですが、洗いたい服がいつも5の倍数とは限らない。
ここが難点。
7点あった時のことです。
5点のコースで申し込み、2点分は追加料金を支払えばいいやと考え、その旨をメモに書き服に同封して宅配で送りました。

すると店から電話があり、5点分としてクレジットカードで支払った金額を、変更することはシステム上出来ないとの説明がありました。
なので2点分は仕上がった服を受け取る時に、宅配便の配達員に、現金で支払って欲しいと言われてしまいました。
そして宅配便の配達員に、支払いをする段になった時のこと。
残念ながらぴったりの額を用意出来なかった。
お釣りという難題に私と配達員は挑むことに。
折悪しく配達員も手持ちの小銭の用意が少なく、お釣りにはちょっとばっかり足りなかった。
今は現金での着払いは少ないからかもしれませんね。
で、配達員はポケットから自分の財布を取り出し、小銭を探し始める。
その財布に白い猫の写真が入ったホルダーが付いていて、配達員が猫派と知る私。
「お釣りはいいです」と私が言い掛けた時、配達員が「ありました」と大きな声を上げました。
猫派の配達員も私もほっとして、胸を撫で下ろしました。
と、このように七面倒臭いことになった経験があり、服は5の倍数にして依頼せねばならないと、頭に深く刻みました。
でもそう都合よくはいかないので、調整しなくてはいけない。
7点の服をクリーニングに出したかったら、2点を自宅で洗うことにして5点コースで依頼するか、或いは3点増えて、10点コースを申し込める時まで待ってからにするか・・・この2択を検討します。
で、私の場合、あと3点洗いたい服が出るまで待とうとしがち。
そうこうしているうちに季節は進み、洗うつもりでいた服を、着る時期が巡ってきてしまいます。
適時に衣替えを遂行出来る人になりたいと、強く思っています。
毎日暑い日が続いていますね。
今からこんなに暑いと、夏本番になったら、どんなことになるのかと、今から戦々恐々しています。
今年は涼しいところに旅行に行こうと考えたA子。
が、猛暑は世界各地で予想されていて、良き場所を見つけられないという。
結局、今夏は自宅で、オリンピックを見ることにしたそうです。
それもいいと思います。
私もオリンピックのテレビ観戦を楽しみにしている1人なので、仲間を迎えたような気持ちです。

夏といえばセール。
あっちこっちからセールを知らせるメールが。
すでに価格が下がったら、買いたい服をチェックしてある私。
今回こそはお得な買い物をしたいと思っているのですが・・・負けちゃうんですよね、いつも。
セールのスタート時間が0時っていうの、なんとかなりませんかね。
大人は眠りについている時間ですよ。
9時スタートとか、正午スタートとかにして貰いたいと思っているのは、私だけでしょうか。
安くは買いたいけれど、根性がない私はセールよりも眠りを優先させてしまいます。
そして午前7時に起床してサイトにアクセス。
そこに並ぶ「SOLD OUT」の文字に打ちひしがれる。
これがいつものパターンです。
0時前からスタンバって、開始の号砲と同時に買う人たちの根性に、感服するのもいつものこと。
根性から鍛え直さねばと毎回猛省するのでした。
7月8月は夏本番。
その本番直前の6月から、セールを始めてしまうアパレルショップが多いのですが、それで商売は大丈夫なのでしょうか。
定価で売れる時期が短過ぎて、こっちが心配になってしまいます。

20代の44%もの人が地方移住に関心があるらしい。
これ、東京圏在住者への調査で出た結果だそうです。
多いなぁというのが私の感想。
地方の若者たちは東京に出るという一方通行の流れが主流で、それは若者たちが、望んでいるからだと思っていました。
でも地方での暮らしに魅かれる若者も多いんですね。
その記事によれば、関心があると答えた20代の若者の半数近くが、仕事や収入を懸念しているとのデータも。
コロナ騒ぎの時に、自宅で働くことを余儀なくされ、オンラインで繋がりながら仕事をするなどのスタイルが一気に浸透しました。
そうした経験をしたことで、どこでも働けるという感覚になっていて、だからこその44%なのかと考えたのですが、どうやらそんな単純な話ではなさそうですね。
100%自宅で仕事が完結する仕事は、限られているのかも。

作家はどうかというと、地方在住でも問題なし。
実際地方在住の方も、たくさんいらっしゃいますし。
数年前引っ越し先を検討していた時、本気で地方でもいいなと思いました。
それでネットで、地方の物件を探してみたりしました。
東京と比べるとやはり安い。
心はどんどん魅かれていきます。
問題は病院と車。
東京ではこいつは藪医者だなと思えば、次はこっちと選べる。
それぐらい病院はたくさんある。
が、地方だと病院の数が少なく、藪医者だと思っても他にない場合、我慢して診察を受け続けなくてはいけないことに。
そして車。
東京では電車がたくさんあるので、とにかく駅まで行けば、あとは乗り換えたりしてどこにでも辿り着ける。
が、地方ではそうはいかない。
どこへ行くにも車が必要。
免許証はもっていますが、もう何年も運転していない私が無事に移動出来るのかが心配。
自動運転の車ならば、なんとかなるでしょうか。
そんな風にデメリットを考えて躊躇していたものの、ひとまず現地に行って、見てみようと思い立ちました。
行き方や、不動産店の場所などを調べて、行く日を決めたら・・・当日体調不良に陥り、寝込んでしまいました。
4日ほどで熱が下がり体調が復活したら、地方移住への気持ちも下がっていました。
その程度の覚悟しか私にはなかったのでしょう。
結局都内から都内への引っ越しとなりました。
あの日もし熱が出なかったら・・・今頃私はどこに住んでいたでしょうか。
スーパーなどのレジ担当者が、椅子に座って接客をする試みが、始まったというニュースに触れました。
おお。
ようやく日本でも。
昔、海外のスーパーで、レジ担当者が座っているのを見た時には「映画で見るやつだ」と、ちょっと感動したことを覚えています。
レジ担当スタッフが座って作業をするの、大賛成。
ずっと立っているの大変過ぎですし、立っている必要なし。
昔々、販売スタッフとして、ハイヒールで一日中立って働いていましたが、しんどかったのなんのって。
22、23歳で若かった頃の話ですが、それでも辛かったです。
以前、ドイツの片田舎のスーパーに行った時のこと。
女性スタッフは座っていました。
そして商品を籠から出してくれない。
客である私が籠から出して、カウンターに並べる必要がありました。

私がカウンターに置くやいなや、スタッフがバーコードを読み取ります。
ベテランさんなのか結構手早い。
こっちの品出しが遅いもんだから、スタッフが待つ状態に。
私の手際の悪さを見て取ったスタッフは、空いた時間を有効活用しようとしたのか、ポニーテールを結い直したりしていました。
すべての商品のバーコードを読み取り終えたスタッフから、金額を告げられました。
私は小銭の区別が分かっていないぼんくらだったため、財布にあった小銭をすべて掌に載せて、スタッフに見せるという作戦を実行。
言葉は通じなくても私の考えは伝わったようで、スタッフは私の掌にある小銭たちの中から、必要なものを選び出してくれました。
会計をなんとか無事に済ませて、ほっとしたいところですが、そんな悠長なことは言っていられません。
なにせ、カウンターの端に山積みになっている私が買った物を、自分のバッグの中に入れるというミッションが、控えているのですから。
私の後にレジをしている人の品が、どんどん置かれていくので、さっさと自分の分をバッグに入れていかないといけない。
日本のように専用カウンターがないので、ドン臭いやつが一人いると、レジカウンターで渋滞になってしまうのです。
このようにところ変われば流儀も変わりますが、どこの国でもレジスタッフは座っていて問題なし。
そういえば、そこのスーパーは出入り口に回転バーが付いていて、それを押し下げないと出入り出来なくなっていました。
その回転バーはしっかりした作りの本格的なもので、バーを下げようとしたのですが、びくともしませんでした。
入店時にはどこかで見ている誰かが許可した人でないと、バーが下りないのかと、まごついてしまいました。
結局それは私の筋力の問題で、奥歯を噛み締めて渾身の力で下げたら動いてくれました。
開放的であることが多い日本のスーパーとは、出入り口からして違っていました。
あれは、なにを拒むためのバーだったのか・・・未だに謎です。