ブランド

  • 2023年12月11日

ここ数年よく買っているファッションブランド。
日本の若い女性デザイナーが始めたブランドです。

通販からスタートしたようですが、今ではいくつかの店舗を構えるまでになり、どんどん成長している模様。
ただの一ファンですが、なんだか私まで嬉しくなります。

私はニットの服が好きなのですが、その素材の特性からか、カジュアルなデザインのものが多い。
でもカジュアルなものは得意ではない。
またサイズも1つしかないことも多く、なかなか「これ好きー」と言えるものに出合えないでいました。

そんな中で出合ったこのブランド。
カジュアルではないニットのワンピースなどが多く、サイズ展開も豊富な上、価格もお手頃。
毎週送られてくる新着情報のメールを、心待ちにしています。

このデザイナーが話しているのを、動画で見たことがあります。
夢にまで出てくるくらい、常に服のことを考えていると語っていたのが印象的でした。

ファッションデザイナーなんて、格好良くて憧れの職業ですが、物凄く大変な仕事でもあるでしょう。
好きな服を作っていればいいってもんじゃない。
売れる服を作らなければいけないのですから。

新刊小説「この会社、後継者不在につき」には、オリジナルバッグを販売する店を、経営する女性社長が登場します。
デザインもこの社長が行います。
応援してくれるはずの人が突然いなくなり、孤独に耐えながら、歯を食いしばって仕事をしてきました。

キツい口調で部下たちを叱るのは、不安の裏返し。
でもそんな社長の本心は理解されず、怖い人と思われている。
そして気が付けば、引退を意識しなくてはいけない年齢に。
誰に会社を任せるのかという難題に取り組みます。

会社を愛しているからこそ、後継者の人選には厳しい目であたる。
安心して任せられる人に託したいから。
でも部下たちの中に、お眼鏡に叶う人物はいない。
さて、どうする・・・・といった物語です。
未読の方はぜひ「この会社、後継者不在につき」をお買い求めください。

M&A

  • 2023年12月07日

ある日突然、勤めている会社が、別の会社から買収されたと聞かされたら・・・どんな気持ちになるでしょう。
びっくり仰天し過ぎて、頭も心も真っ白になるのでは。

新刊「この会社、後継者不在につき」の中には、このような状況に陥る人物が登場します。
小さな会社でのんびりと会社員生活を送っていた浩紀は、今の生活に満足していました。

ところが社長が急死。
これから会社はどうなるのだろうかと、社員たちは噂をしあいます。
専務が社長に?
いやいや、奥さんじゃないのか?
などと見立てを披露し合っては、不安にかられていました。
大方の予想に反して会社はM&Aを決断。
別の会社から買収されるという。
浩紀たち社員はどうなってくのか・・・。
続きは本を入手してお楽しみください。

「この会社、後継者不在につき」は小説ですが、実際にこのような事態に、直面する会社員たちは結構います。
これまでの常識が根底から覆されて、なにをどうしたらいいのかと、途方に暮れるといった話をよく聞きます。

良くも悪くも、会社にはルールや慣習があります。
それらに馴染むように働いていたからこそ、現在のそこそこ快適な会社員生活があったのに、そうしたものをすべて見直しますからなんて言われたら、困っちゃいますよね。

友人A子はこうした経験をしました。
勤めている会社の経営が厳しいと、薄々感じていたそうですが、まさか買収されるとは予想していなかったそうです。
しかもそれまでライバルだった会社から買収されるなんて、青天の霹靂だったといいます。

新体制が発表され、配属された新設の部署の名前が、やたら長い割になにをする部門なのか想像がつかず、不安で吐きそうになったと言っていました。
上司となった部長はライバル会社の社員だった人で「これからは仲間として共に頑張っていきましょう」などと言われても、そんな言葉は心に全然入ってこなかったそうです。

会う度に愚痴を言っていたA子。
百万回ぐらい辞めようかと思ったそうですが、十年後の今もそこで働いています。
A子曰く「ある日突然、今日から異国で暮らせと言われたようなもので、毎日カルチャーショックを受けていたけれど、住めば都、郷に入れば郷に従えと考えるようして、なんとか過ごしてきた」とのこと。

働くって大変です。
でも働く中で経験したこと、学んだことが、人を成長させてくれる。
そう信じています。

忙しい時こそ読書を

  • 2023年12月04日

あっという間に12月。
時間が経つのが早くて、びっくりしてしまいます。
このびっくり具合は年々大きくなっている気がします。

気忙しい時こそ読書を。
いい気分転換になりますよ。

本を開けば、自分の生活とは違う世界が広がっています。
その未知の世界に没入することで、心も頭もリフレッシュ出来るはず。

じゃ、やってみるかと思った方には、新刊「この会社、後継者不在につき」をお勧めさせて頂きます。

タイトル通り後継者がいなくて・・・といった、働くことがテーマの1つになっている小説ではありますが、それだけじゃない。

現役からの引退を考えるお年頃になった登場人物たちは、寂しさを覚えます。
天国に行く前日まで働いていたいとの思いはあっても、そうはいかない。
やはり自らの引き時を、きちんと決めておかなくてはと考えます。
それはやっぱり、とても哀しい。
そんな気持ちと折り合いを付けようと、模索する人たちが登場しています。
ということで、働くのを止める小説でもあります。
働くのを止める時期に悩み、その後の人生をどう過ごしていこうかと迷う彼らを、応援しながら読んで頂ければと思っています。

また後継者候補が子どもだった場合には、より複雑な心情も絡んで、却って後継者選びに苦労することもあるようです、
我が子の性格を知り過ぎているために、これからの会社が心配になってしまうのでしょう。
子どもに承継するのも簡単にはいかない。
大変です。

このように様々な味わい方のある小説が「この会社、後継者不在につき」です。
ぜひお買い求めを。

本日新刊が発売になります

  • 2023年11月30日

本日から新刊が発売になります。
「この会社、後継者不在につき」です。
地域によって発売日は前後しますので、お近くの書店になかった場合には、書店員さんに尋ねてみてください。
電子書籍も本日から配信開始です。
お好みのスタイルをお選びくださいね。

あなたが働いている会社に後継者はいますか?
大事な取引先の会社に後継者はいますか?
もし見当たらないというのであれば・・・大変です。

ライター時代にお世話になっていた、編集プロダクション。
とても小さなプロダクションでしたが、仕事は順調な様子でした。
私はそこから仕事を貰う立場でした。

女性社長がいて、片腕と思われる女性スタッフがいて、その下にはベテランの男性編集者や、若い女性編集者などが7、8人ほど。

そこの社長が亡くなりました。
てっきり片腕だった女性が後を継ぐと思っていたのですが、そうはならなかったようで、会社は廃業することになったと聞きました。

別の編集プロダクションも、男性社長が70歳になり体力的にキツくなってきたので、そろそろ引退をしようと社内を見回してみたら、後を託せる人がいなくて、どうするか悩んだ結果、廃業を決めたとか。

社員たちは勿論、そこから仕事を貰っていた、フリーランスのライターやカメラマンたちからしたら「うっそー」と言いたいところでしょう。
自分のあずかり知らないところで会社が廃業を決め、ある日突然失業者になったり、仕事がゼロになったりしてしまうのですから。

このように1つの会社には社員を始め、たくさんの関わりのある人たちがいます。
こうした人たちすべてに影響を与えるのが後継者問題。
「今のうちに、なんとかしましょ」と社長さんたちに言いたい。

小説「この会社、後継者不在につき」では、私に代わって中小企業診断士が社長さんたちに「今のうちに、なんとかしましょ」と言って歩きます。
しかしそれぞれの会社には様々な問題が。
この問題にどう向き合い、解決を目指していくのか・・・ぜひこの小説を読んでみてください。


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