フロスで
- 2014年02月17日
1日3回の歯磨きのほかに、フロスで歯と歯の間の手入れもしてくださいと、歯科衛生士に言われてしまいます。
「は~い」と、よい返事をするだけで、そのままにしていました。
が、歯石取りに行く度に言われるので、そんなに大事ならば、ちょっとトライしてみるかなと、重い腰を上げることに。
いつも日用品を買っているネットショップで、フロスと入力すると、たくさんの画像が。
違いがよくわかりませんし、どれも大差ないだろうと、画像の一番上にあったのを購入。
使ってみると・・・これが、結構痛い。
糸がなかなか歯の間に入ってくれず、力を入れて押し込んでいると、ある瞬間に、ずりっと滑り、歯茎に激突。
この時が痛い。
私の使い方が下手なせいだろうかと、容器のパッケージを改めてチェックすると、しっかり取りたい人向けといった言葉が。
メーカーがこう謳う理由はわかりませんが、しっかり取りたけりゃ、多少の痛みは我慢せいと言っているように、私には聞こえました。
痛いのは無理。
ということで、今度はネットショップでフロスの後に、初心者と入力して検索。
やはりたくさんの画像が出てきたので、一番上に出てきた画像をクリック。
商品の説明書きの中に、初心者向けという言葉があるのを確認してから購入。
届いたフロスを早速使ってみると、柔らかい。
歯茎に当たっても、全然痛くない。
痛くはないのですが、糸が抜けない。
何本かの糸をよってフロスにしているようで、歯の間に入れるまでに、このよっていた糸がほどけてしまいます。
何度か歯の間を擦ってから、糸を抜こうとするのですが、ほどけた糸の数本がなにかに引っかかって、抜けません。
こうなると、プチパニック。
抜けなくなって、一生歯から糸をぶら下げて生きていくことになったらどうしようなどと不吉なことを想像してしまいます。
深呼吸をしてから、引っ掛かっていた数本をハサミでカットし、なんとかすべてを引き抜くことに成功。
ドキドキしながら、その隣の歯間にフロスを入れていきます。
と、やはり何度か歯間を擦っているうちに、糸がほどけてしまいます。
水でちょっと濡らし、よりを戻すように巻きながら抜こうとしましたが、やはり数本が引っかかってしまい、前にも後ろにも上にも抜けなくなってしまいました。
しょうがないので、再びハサミでカットしてから、なんとか引き抜きました。
フロスって、こんなに難しいものだったのでしょうか。
それとも、私のドン臭さが、ピカイチということなのでしょうか。
半ば意地になって、再びネットショップで検索。
今度はたくさん出てきた画像を一つひとつクリックし、ちゃんと説明書きを読むことに。
すると、糸がほつれにくいという文字を発見。
やはり、使用中に糸がほつれてしまうという事態に陥ることもあるようです。
自分だけじゃないとわかった時の、安堵感はとても大きいものでした。
初心者と、ほつれにくいという文字が入っているものを購入。
手元に到着後、すぐに使ってみると、痛みはなく、さらに糸がほつれることなく、すっと抜けました。
ほっと一安心するとともに、ちゃんと商品選びをしないと、こういう失敗をすることになると、自分の買い物の仕方を猛省しました。