洗濯洗剤
- 2014年04月21日
洗濯洗剤には、液体濃縮タイプを使用しています。
が、どうも汚れと臭いが取れていないような気がしてしょうがない。
泥んこ遊びをするような年でもないので、さほど汚れてはいないはずなのに、綺麗になったといった満足感が得られません。
私のことだから、なにかとんでもないことをしでかしているのでは。
と、考えて、洗濯洗剤容器をがん見し、柔軟剤でも食器用洗剤でもないことを確認。
次に、洗濯機の取扱説明書を取り出し、洗剤を投入する場所が間違っていないこともチェック。
どうやら、使い方に問題はなさそうです。
汚れや臭いは気のせい、と思うことにして、月日を重ねていたところ・・・日によっては、気のせいではないな、とはっきりと思ってしまうことも。
しかし、よき解決策が思いつくでもないので、そのままにしていました。
ある日のこと。
ふと、洗濯物の量がいけないのではないか。
という根源的な問題に気が付きました。
ドラム式の洗濯機は、正面に扉がついていまして、いつも、右手で洗濯物を押し込み、その手をすっと抜いた瞬間に左手で扉を閉めるという神技を披露していました。
そうしないと扉が閉まらないぐらい、ぎゅうぎゅうに洗濯物を押し込んでいたのです。
その洗濯機は賃貸マンションの備え付けのもので、非常に小さく、自分で買うのだったら、絶対にもっと大きな洗濯機にしてるんだけどな、と思っていました。
だって、3キロしか入らないなんて、小さすぎるって。
などと呟きながら洗濯機の取扱説明書を再び読み始めてみると・・・おおよその洗濯物の重さについてイラストを使って説明されているページが。
そこに「6キロの洗濯物の目安は・・・」という文章を発見。
6キロ?
えっ? いつから?
この洗濯機は3キロしか入らないんじゃなかったっけ?
と、すっかり動揺。
どこで勘違いしたのか、私はその洗濯機のマックスが3キロだと思い込んでいました。
思い込んだまま、洗濯洗剤容器の裏面に書いてある、洗剤量の表を見て、3キロだから、容器のキャップにあるこの線までの洗剤を入れればいいんだなと判断し、投入していました。
いつも洗濯機にぎゅうぎゅうに詰めていましたので、洗濯物は間違いなく6キロはあったはず。
ということは、6キロの洗濯物に見合った洗剤量を投入しなくてはいけなかったのです。
しかし3キロと勘違いしていましたから、必要な洗剤量の半分しか入れていなかったことに。
6キロの洗濯物の場合、容器のキャップ一杯分と裏面に書いてあったので、その通りに投入。
洗濯終了のブザーが鳴って、洗濯物を取り出してみると・・・ちゃんと汚れは落ちていて、気になっていた臭いもきれいさっぱり。
洗剤の量だったか・・・。
と、洗濯物を手に、しばし呆然と立ち尽くしました。
私の中にあるネジの何本かが弛んでいることは十二分に承知していましたが、こういう己のダメっぷりを目の当たりにすると、改めて自分にがっかりしてしまいます。