ジーパンを
- 2021年12月02日
ジーパンを滅多に穿きません。
恐ろしいほど似合わないから。
そうはいっても穿くべき時はあるので、1本だけもっています。
引越しの日。
そうそう、こういう日に穿くべきものよと思いながら、足を通してみたら・・・キッツキツ。
息を思いっ切り吸い込んでお腹を引っ込め、なんとかボタンを留めましたが、キツ過ぎて屈めないし、座れない。
座ろうもんならジーパンが凶器になって、私を襲ってくるといった状態。
おかしい。
医者から言われて毎日体重を計測しています。
何年も体重は増えていません。
だから太ってはいないはず。
なのに、ジーパンが穿けなくなっているのは何故か。
デニムってもしかして長くクローゼットに放置していると、縮んだりしますか?
と、責任転嫁して現実逃避している場合じゃない。
体重は変わらなくても体型が変わったんでしょうね、多分。
これまで無自覚なふりをしてはきましたが、実はちゃんとわかっていたのかも。
最近買った服を見てみれば、ウエストがゴムのフレアスカートばかり。
「私、何年も体重変わってませんから」と思っている一方で、ウエストがゴムのフレアスカートを買っていた・・・これが証拠。
ちゃんと心の底では自覚していたみたいです。
家から5分のところにスポーツジムがあります。
そのスポーツジムは2階にあり、1階にはスーパーが。
スーパーに買い物に行く度に看板を見上げて、こういうところで運動するべきだろうかと考えます。
運動といえば、映画を観ながら青竹踏みをするぐらいしかしていない私。
こういうところで、ちゃんと運動するべき時なのかもと思うのです。
が、その看板には西洋人の若く美しい女性が、均整のとれた身体で、ウエイトリフティングをしている写真が使われていて、現実の私との乖離が大き過ぎて、そこで運動する自分を想像出来ないのです。
ごくフツーの女性が、楽しそうにランニングマシン上を歩いていたりする写真の方が、私には刺さる。
刺さるとか、刺さらないとか言ってないで、見学でもしてみたらどうかとの声もあろうかと思うのですが、重い腰は上がりません。
散歩がてら隣の駅まで歩いてみるといった程度で、お茶を濁しています。
えっ? ジーパンはどうしたのかって?
クローゼットの中に入れてあります。
もしかしたらすっと穿けるようになるかもしれない。
そんな奇跡が起こらないとも限りませんからね。
そんな奇跡が起こると考える根拠はゼロなのですが。