暑くて熱い

  • 2023年07月31日

今年の夏は暑い。
なんでも地球沸騰時代なんだとか。
温暖化対策をしっかりしないと、とんでもないことになるぞと、地球人たちに示されたメッセージのようにも思われますね。

そして今夏はスポーツも熱い。
女子サッカー、ラグビー、バレーボール、競泳と色々あって、スポーツ観戦好きな私は楽しみにしています。

ラグビーの日本代表とトンガとの壮行試合をテレビ観戦。
日本で開催されたラグビーW杯では、俄かファンとなり応援した身なのに、それっきりすっかりご無沙汰してしまっていました。

ラグビーの試合を久しぶりに見てみると・・・相変わらずルールが難しくて、なんだかよく分からない。
でも分からないながらも楽しむ術は、W杯で取得済み。
アナウンサーの話しっぷりや画面の隅に出る解説を頼りに、推理力を全開にしての観戦。

そして本筋ではない点が気になってしまうのは、素人故でしょうか。
高く上がったボールを手で受け取れないのは、どうしてなんですかね。
緩やかな弧を描いて落ちてくるボールの落下地点に、結構前から入っているのに、ずるっと落としてしまう選手の多いこと。
ドッジボールならアウトです。
汗やらなにやらで滑るんでしょうか。

またユニフォームの強靭さに驚きます。
結構な力で引っ張ったり、引っ張られたりしているのに、原型を留めているように見受けられます。
一体どんな素材なんだろうと、そんなところに興味をもちました。

A子の夫、B男は元ラガーマン。
前回のW杯では友人の間で引っ張りだこで、あっちこっちの自宅に招かれては、皆で一緒にテレビ観戦をして解説をしていました。

今年も俺の出番だろうと、準備万端用意をしているそう。
私も一度B男の解説付きでテレビ観戦をしたことがあるのですが、とても分かり易かった。

まず試合開始の1時間前に集合し、おおよそのルールやよくある違反の説明を、手書きのイラストを使ってB男がしてくれます。
その後B男自ら編集した日本代表の試合の映像を使って、クイズ形式で解説。
大人も子どもも熱心にB男の話を聞き、俄かにラグビーの知識を頭に叩き込みます。
そしていざ試合が始まれば懇切丁寧に解説。
試合が終わった時には、その場にいた全員から「先生、有り難うございました」と感謝の言葉が。

こうして草の根的にラグビーを普及するのが、自分の使命だというB男。
今年は彼が再び大活躍する夏になりそうです。

通販番組

  • 2023年07月27日

東南アジアでライブコマースの通販が人気だとか。
これはインフルエンサーなどが動画で生配信をしながら、商品を紹介して売っていくというもの。
新聞記事にはタイやインドネシアなどでのことが、紹介されていましたが、日本については言及されていませんでした。
日本ではどうなんでしょう。

以前からテレビの生放送の通販番組は、目にしていました。
たまたまリモコンを押し間違えて映った番組が、その手のもので、制作側の熱い勢いに押されて、ついじっくり見てしまったなんてことが何度かあります。
別に欲しくない品なのに、ハイテンションで、この世で一番素晴らしいものだといったプレゼンをされると、だったら1つ買っておくべきかもとの気持ちになっていくから不思議です。

以前ドイツ旅行中にホテルの部屋でテレビを点けたら、通販番組だったことが。
二の腕が私のウエストぐらいあるんじゃないかってぐらいの筋骨隆々のオジサンが、楽しそうになにかを語っている。
ドイツ語なので、当然ながら彼がなにを言っているかは全く分からない。
ただ楽しそうなのは分かる。

やがてオジサンがテーブルの上に、Tシャツを広げ出しました。
そして畳む。
それから太い腕を組み「んー」と不満そうな顔。
どうやら畳み具合が気に入らない模様。
次にテーブルの下から、薄い四角形のものを取り出しました。
プラスティック製らしき、その薄いものを、広げたTシャツの上に置きます。
それはTシャツより一回り小さい。
そしてその薄いものの上に、Tシャツのはみ出した部分を載せていく。
ひっくり返してから、その薄いものを引き抜く。
すると何度もリハーサルで目にしていたはずのオジサンが、目を真ん丸にして、その畳まれTシャツの美しさに、驚いたといった演技をする。
満足そうに折り畳まれたTシャツを眺めてから、次のTシャツにトライ。
薄いものを引き抜くと、先程と同じサイズにきっちりと畳まれたTシャツが完成。
先程の上に重ねて、その美しさに惚れ惚れしているといった表情を浮かべました。

その薄いものはTシャツを綺麗に畳めて、同じサイズに仕上げるためのグッズだと、ドイツ語が分からない私にも理解出来ました。
この品をテレビ通販して、一体どれくらいの注文が入るのでしょうか。
制作費、出稿費を出しても利益を出すためには、何個売ればいいとの計算をしているのか。
そんなに同じサイズにTシャツを畳みたいなら、厚紙かなんかで自分で用意出来そうにも思えるのですが、そのことに気付かせる前に買わせようとの企みでしょうか。
そしてまた、この品をプレゼンするにあたり、この筋肉モリモリのオジサンをキャスティングした理由について、制作者に質問したいところです。

このオジサンは15分以上も、Tシャツを畳み続けていました。
こうなったら最後まで、このオジサンを見守りたいとの気持ちになっていましたが、出発しなくてはいけない時間になり、泣く泣く電源をオフに。
通販のやり方には、お国柄や時代の影響が出るんでしょうかね。

猛暑に

  • 2023年07月24日

気温37度の日の昼過ぎに駅へ向かう。
シーン。
としている。
当たり前。
こんな暑い日に出歩くのは、よっぽどの用事がある人のみ。
誰も歩いていない。

日傘を差していても陽射しが強過ぎて、眉間に皺が。
まさに苦行レベル。

我が家から駅までの間には、いくつかの小さな公園があり、普段なら子どもたちの声が辺り一帯に響いているのですが、それがない。
これだけ暑いと熱中症になる危険性があるので、外では遊ばないのでしょう。

そういえばと気が付きました。
去年の夏は蝉が喧しいほど鳴いていたのに、今年はまだ聞こえてきません。
「こんだけ暑いと鳴くのはちょっと無理なんで」と蝉たちが鳴くのを止めているのでしょうか。

子どもたちも蝉もいない街はとにかく静か。
世界に私1人だけのような感じさえしてきます。

しばらく歩いていると、向かいから七十代ぐらいの男性が。
キャップを被り首にはタオル。
Tシャツに短パン姿で、足元にはスニーカー。
両腕を小さく畳んで、それを力強く動かしている上に、そこそこのスピードで足を運ぶ様子から、彼がウオーキングをしていると推測しました。
今?
今日のこの時間じゃなきゃダメなの? と私は問いたくなりましたが、恐らく彼の家族も、同じ問いを投げかけたことでしょう。
それでも彼が歩いているということは、家族や周囲の人たちの心配は、彼の耳には届かなかったのでしょうか。
それ、身体に悪いと思います。

彼とすれ違う。
スッハスッハと、規則正しい呼吸の音が聞こえてきました。
なにかの競技のシニア大会に出場するというような、理由が欲しいところです。

駅に到着すると、普段よりかなり少ないながらも人を発見。
ホームには高校生らしき男性4人組が、蹲踞の格好で座り込み、携帯型扇風機を自分の顔に当てながらぐったりしていました。
ウオーキング男性よりも、彼らの方に親近感を覚えました。

衣類スチーマー

  • 2023年07月20日

衣類スチーマーが売れているという。
この衣類スチーマーはアイロン台を使わずに、服をハンガーに掛けた状態で使って、服の皺を伸ばすもの。

この商品のCMを初めて見た時には「おお。ついにアイロンの苦行から、解放される時代がやって来たのか」と感動したのですが、一方で「いやいや。きっと重いに違いないとか、CMほどには皺が取れないんじゃないの?」と疑う気持ちも湧いてきて、調べることもせずにスルーしました。

我が家からアイロンとアイロン台がいなくなったのは、いつだったのか。
記憶にないほど昔に、私の生活から出て行って貰いました。

最近は自宅で洗えると謳った服も増えていますが、洗うことは出来ても、アイロンを掛けなければシワシワの状態。
アイロンをもたない決断をした私は、クリーニング店に出すしかありませんでした。

これは結構メンドーだしお金も掛かる。
それで気が付けばカットソーやニット素材など、皺が気にならないものばかり着るように。

新聞記事に寄れば衣類スチーマーは、1万~1万4千円ぐらいの価格帯のものが多いとか。
家電量販店のサイトを見てみると・・・しばらくして気が付きました。
使用中を表すイメージ画像が、どれもハンガーラックに吊るされたハンガーに、服が掛けられている状態だということに。

その服に女性モデルが、衣類スチーマーを当てています。
蒸気が凄いんだぞと見せるため、ぶわっと大量の蒸気が服に当たっている画像です。
それをするとしたら、我が家のどこで? という点に気が付いたのです。

我が家のハンガーラックはクローゼットの中だけ。
玄関横にコート掛けのフックはありますが、そこに服を掛けてスチームを当てたら、壁紙に水分が残り黴が生えてしまいそう。

うちじゃダメじゃんと諦めたものの、念のため家の中を一周してみたら、ありました。
お風呂場。
浴室乾燥が出来るようになっているため、そこにハンガーが2本あったんでした。

お風呂場で作業するとして問題はコードの長さ。
コンセントからそこそこの距離があるけれど、足りるのか。
が、コードのないタイプも売られているようなので、この点はクリア。

今度はレビューをチェック。
一生懸命という単語が、結構出てくるのが引っ掛かります。
鼻歌まじりではなく、一生懸命やらないとダメな模様。

また重いという単語も頻出。
本体だけでなく、スチームの元となる水をセットする必要があるため、どうしてもある程度の重さになってしまうようです。
これ、アイロンと一緒ですね。

同じ衣類スチーマーでも、その重量を平気と感じるか、重いと感じるかは人それぞれ。
私はどうでしょうか。
ひとまず保留にして、もう少し検討する時間を取ることにしました。
これまで衝動買いによって、たくさんの失敗を重ねてきた私も、ようやくじっくり検討する時間を設けることを学んだようです。

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