アクセサリー
- 2023年07月10日
アクセサリーを身に付けなくなりました。
手持ちの物が似合わなくなっている気がして、なにを身に付けたらいいのか、分からなくなっているから。
これまで何百回も付けてきたネックレスをして鏡の前に。
どうも違う。
首に現れている年齢と、ネックレスのバランスが悪い。
ネックレスが華奢過ぎる気がする。
指輪もそう。
年齢が刻まれている手にすると、指輪の可憐さと合わなくて浮いちゃってる。
ブレスレットもそう。
現在の身体のパーツとはアンバランス。
20代の頃、どうして大人の女性は皆、あんなにごついネックレスや指輪をするのだろう。
富を見せつけたいのだろうかなどと思っていました。
が、違いましたね。
張りのなくなった身体では、繊細なアクセサリーではバランスが取れなくなり、存在感のある物にせざるを得なかったんですね。
その年になってみて事情を理解しました。
似合わなくなったからといって、全取り換えなんて出来ないので、ノーアクセサリーで外出することが多くなっていました。
唯一年齢を重ねても違和感なく付けられるのは、パールのネックレス。
私がもっているのは小粒なので、普段着にしても場違いな感じは出ません。
何故パールのネックレスだけは大丈夫なのか・・・理由は分かりません。
先日、A子と街を歩いていた時のこと。
店頭のワゴンにプラスチック製のアクセサリーが、山盛りになっていました。
よりどり2点で1000円とのポップが。
思わず立ち止まった私たち。
夢中で掘り出し物を探し始めました。
そこにあるのは付ければジャラジャラと音がしそうな、大きな玉が付いたネックレスや、キャンディーのような色と大きさの指輪など。
子どもの頃に集めていたアクセサリーに似ています。
なんだか振り出しに戻った感じ。
結局A子は6点、私は4点を買いました。
これからも似合う物は変わっていくのでしょう。
その時々の自分に合う物を見つけていこうと思います。