いつの頃からでしょうか。
洗剤やシャンプーなどの多くは、本体容器(ケース)と、詰め替え用の2種類が売られるようになりました。
これによって、ゴミの量を少なくできますし、2回目以降は、容器が不要になるため、価格も安くなりますから、いいことづくめ。の、はず。

ところが、残念なことに、私の場合、問題があるんですね。
大抵、詰め替え用の袋の隅に、点線が引かれ「手で切れます」と書かれています。
点線に沿って、手で袋をカットし、容器に詰め替えれば、あーら、簡単。手も汚さずに、あっという間に、詰め替え完了。というのが、メーカーの思惑でしょう。
ですが、メーカーが予想できないほどの不器用な女が、ここにいるんですね。
「手で切れます」と書かれた袋が、手で切れた例(ためし)がない。
途中で、止まってしまうんです。
そうすると、どうなるか。
そのまま、強引に容器に袋を差し込み、中の液体を移そうとすると、カットできた箇所はほんの少しなので、そのほっそーい隙間から、液体がちょろちょろと遠慮気味に落ちてくる。容器に全部を移し終えるまで、えらい時間がかかり「この忙しいのに、とんだところで、時間を無駄にしちまった」と低い声で呟くことに。
途中で、正気に戻り、ハサミでカットしようと思いつくこともあります。
そうすると、勢いよく液体は流れ、容器に収まってはくれるのですが、ハサミが濡れて、汚れてしまいます。
そこで、私はどうするか。
たとえどんなに大きな文字で「手で切れます」と書いてあったとしても、そんな誘いにはのらず、最初っから、ハサミでカットすればいいのです。
そうすれば、苛々せず、ハサミも汚れない。
問題は、一つだけ。
心の問題のみ。
この袋は、もしかしたら、私の手でも切れるかもしれない、と、なぜか、思ってしまう我が心。
これを、なんとかしなくてはいけません。
無駄な挑戦をしないよう、「あなたには、切れません」と、ブレーキをかけてくれるようになってくれたらいいのですが・・・。
普段から、映画は好きですし、勉強になるので、なるべくたくさん観るようにしています。特にお正月は、映画三昧には打って付けの時期でもあり、今年もDVDでたくさん観ました。
その中で、結構面白かったのは、「第9地区」。
エイリアンが、グロくて、眉を顰めながら観始めたのですが、あっという間に作品の中に引き込まれていきました。エイリアンのグロさなんて、まったく気にならなくなり、最後には「元気でね」と画面に向かって、手を振っている自分がいました。
まず、この映画は、設定がいいんですね。エイリアンが、難民となって、南アフリカの第9地区に住んでいるという設定。この設定があるからこそ、地域住民との軋轢や、強制移住の通達といった展開に、すんなりと入っていけます。第9地区がスラムのようになっているというのも、皮肉が効いていますしね。ドキュメンタリータッチの作り方も、この世界観を表現するのに、ぴったりでした。
地球外生物と人類の、対決や友情を扱った映画は、星の数ほどありますが、「社会」という大きなテーマを加えた点が、この映画を特別にしているように感じました。
オススメです。

「イヴの総て」も、とても面白かったです。
説明書きによれば、1950年度のアカデミー賞を独占した作品とか。
野心のある女、イヴが、ステップを駆け上がっていくのですが、これが、まぁ、腹黒い、ヤな女でして。
対する、マーゴというスター女優も、相当に我が儘な女なのですが、ヤな女にしてやられるがために、いつしか、同情してしまい、彼女を応援する位置に立って観ていました。
最後、イヴはすべてを手に入れるのですが、たった一つ、思い通りにいかない。
それによって、「けっ、ざまぁみろ」と、観ている者の溜飲が下がるというのも、この映画のミソでしょう。
また、一年前のイヴを髣髴とさせる若い女が最後に出てきて、このイヴでさえ、マーゴの二の舞になる可能性を示唆しているのも、この映画の素晴らしいところでしょう。いつだって、誰だって、落とし穴に落ちる可能性があるという暗示が、すっと背中を凍らせ、これが映画の中だけの特別な話ではなく、よくあることなんだという点を思い出させてくれます。
脇役で、無名時代のマリリン・モンローが出演しているのも、見所ポイント。
ほんのチョイ役なのですが、美しさと可憐さが際立っていて、キラキラ光っているのがわかります。研磨前の原石を見るような、そんな感じでした。
とても楽しめる作品です。
今年も、たくさんの映画を観て、たくさん感動したいなぁ、と思っています。
新年明けましておめでとうございます。
本年も、引き続き、このブログをどうぞよろしくお願いいたします。
どんなスタートを切りましたか?
私は年末から準備を万端整えていた(はずの)、初春のネットショップセールで勝利をおさめるべく、奮闘するつもりでしたが・・・。
アクセスが集中し、サイトに入れなかったり、チェックしていた品はすでに売り切れていたりと、ほとんど買うことができませんでした。う~む、残念。
恐らく、多くの方が、私以上に準備をされていたんでしょうね。年々、ネットショップでのセールの厳しさが増しているように思われます。

月給制の方とは違い、作家は、毎年(毎月)、収入額が違います。
そこで、予算を決める際には、前年の収入額を参考にします。
つまり、今年の予算を決める場合、2012年の収入額を計算式の中に入れるんですね。
計算式といっても、交際費は2012年の収入額の○%以内にするとか、消耗品費は○%以内にする、といった程度なのですが。
被服費の予算も、こうやって決めます。
ところが、ところが。
毎年のように、この予算をオーバーしてしまいます。
しかも、夏ぐらいには、予算額を越えてしまうため、秋以降は「もう、今年は買ってはいけないんだけど、買ってしまう」という罪の意識を感じながらの購入に。
また、生地のせいでしょうか、一般的に春夏物より、秋冬物の方が、価格が高めというのも、痛手となります。
毎年、同じことをやっているんだから、いい加減、予算内に収めるべく、計画的に買い物をしたらどうなんだと、我が身に問いかけてみますが、それができたら苦労はしないともいえます。
さて、さて、今年はどうでしょう。
セールでは、狙っていた品をほとんどゲットできませんでしたので、出費額は、大幅に抑えられました。
これを、なかなかの出足ととらえ、この調子でいけたらいいのですが。
物欲をコントロールするのって、難しいですね。
2012年は、どんな年でしたか?
私の場合、齢のせいで、あっちこっちにガタがきてはいますが、それでも無事に、この1年を過ごすことができて、ありがたや、ありがたや、といったあたりです。
健康面では、今年後半から、頭痛薬を飲む回数が劇的に減ったため、体調は随分、よくなりました。
枕を替えたせいなのですが、たかが枕と侮ることなかれ。
自分に合った枕にすることで、こんなに1日の快適度が違うとは、思ってもいませんでした。
頭痛でお悩みの方は、枕について一考を。
仕事面でいえば、今年は単行本「週末は家族」と「頼むから、ほっといてくれ」の発行と、文庫「平等ゲーム」の発行がありました。
また「恋愛検定」がNHKBSでドラマになったり、「手の中の天秤」の連載があったりもしました。
ということで、お陰様で、今年も大変恵まれていました。
決して速いとは言えない執筆スピードの私の原稿を待ってくださる方がいて、作品の発表の場を与えてくださる方がいるお陰です。
どうもありがとうございます。
2013年も、真摯に作品に向き合い、読んだ方の心に残る作品になるよう、努めていきます。
また、このブログを含む公式HPがオープンして約1年半。大勢の方にお越しいただきました。当初は、ブログ更新をちゃんとやれるだろうかと、己の三日坊主っぷりを知っているだけに、心配していましたが、なんとか週に2回の更新を続けています。
来年も引き続き、更新をして、近況や感じたことなどを、皆さんに報告していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

来年もよい年になりますように。