瓶の蓋を

  • 2018年03月29日

朝食はパンです。
トーストにジャムを塗って食べます。
ジャムの瓶の蓋を開ける時、皆さんはどうしていますか?
私は乾電池で動く自動缶オープナーを使用しています。

初めてその自動缶オープナーが蓋を開けてくれるのを見た時・・・あー、私はまた1つ1人で生きていく知恵を得てしまったと、感慨に浸ったものでした。

その自動缶オープナーが動かなくなりました。
乾電池を交換するべき時が来たようです。
で、乾電池を出そうとする。
が、それが出来ない。
乾電池が入っている場所はわかっています。
短い線が3本並んでいて、そこが突起している。
そこをスライドさせて開けるんだろうなと想像がつく。
でもスライドできない。
指先をティッシュで拭いてはトライというのを繰り返すも、開かない。
自動で瓶の蓋を開けてくれるオープナーの、電池が入っている箇所の蓋を開けるのは手動で、それに手こずっているというオチは笑うに笑えない。

指先が痛くなり、開けるのは諦めてネットで検索。
乾電池を使わないタイプの缶オープナーを購入。
届くまでに1週間程度かかるとあったので、到着を待つことにする。

やがてジャムを塗らないでトーストを食べるのが辛くなってくる。
そこで乾電池が入っている箇所の蓋を開けることに、再びトライしてみる。
段々扱いが乱暴になっていき、テーブルに打ち付けてみると・・・パカッと開いた。

やっと開いたことに喜び、早速乾電池を入れ替えて蓋をしようとすると・・・閉まらない。
喜びの後の絶望にくずおれそうになる。

スライドして開けたのではなく衝撃で開けたので、どうやって閉じるのかが今一つわからない。
わからないながらも、恐らく滑らせるようにして、蓋を閉めるのだろうと思われます。
が、閉まらない。
本体にある溝に蓋の端を嵌めるのが正解っぽいのですが、そうしようとすると乾電池が邪魔。
溝のある位置より乾電池のお尻部分が出ている。
なので、乾電池を押し込むようにして、溝に蓋の端を嵌めなくてはいけない模様。
が、乾電池が大人しく中に収まってくれない。
奥にバネがあり、その力ではね返してくる。
どうしよう。
結局半開き状態の蓋をガムテープで留めることにする。
「こんな状態でも動いて。これ以上アンタにかかずらってはいられないのよ」と懇願してからスイッチオン。

と、動きました。
やれやれです。

それから数日後、宅配便が到着。
なに買ったっけ? と思いながら開封すると・・・乾電池を使わないタイプの缶オープナーが。
忘れていました。
それがこちら。

ガムテープで押さえても自動缶オープナーが動かなくなった時のために、予備として手元に置いておこうと思います。

今回知ったこと。
乾電池の入れ替えは難しい。

花を

  • 2018年03月26日

今年から生花の定期便を頼んでいます。
色々なコースがあり一番安いのは500円のもので、250円の送料を加えた750円で、生花が郵便受けに届きます。

私が頼んでいるのは1200円のコースで、500円の宅配便料金を加えた1700円で、受け取り日時を指定できるもの。
週に1回届けて貰っています。
それがこちら。

運営会社の提携先の中からランダムで選ばれた店が、花を送付してきます。
つまり毎週違うお店から届く。
これがミソ。
毎回違ったセンスで選ばれた花が届くので、箱を開ける度にワクワク感があり、飾った印象の違いも楽しめます。

センスだけでなく、量にも違いがあります。
「えー、これっぽっち?」と思う週もあれば、「あらま、こんなに?」と驚く週も。

週によってセンスと量にデコボコがあるのも、まぁ、楽しむことに致しましょう。

そして最近気付きました。
花は開くのは上手だけれど、閉じるのは結構下手だということに。
上の写真は午前中で花が開いている時のもの。
同じ日の夕方になると花は閉じます。
それがこちら。

きゅっと綺麗に花びらを閉じることは苦手みたいで、ちょっと雑な感じ。
こんな風にラフな感じて閉じるというのを、私はこの歳になって初めて知りました。
今までどうして気付かなかったのか・・・不思議です。

翌朝になると、またぱあっと花びらは綺麗に開きました。
そして夕方になればまた雑に閉じる。
開く時の真摯な感じと、閉じる時のどうでもいい感じの落差に、なんだか心惹かれます。

毎朝水を入れ替えたり、茎の先端を水切りしたりするのはメンドーではあるのですが、ふと目が留まった時、一生懸命咲いている姿に力を貰って、私も頑張らねばと思えるので、有り難い存在となっています。
閉じ方は雑だけど。

緑茶を

  • 2018年03月22日

ここ最近、朝渋めに淹れた緑茶を飲むようになりました。
実は二十年以上急須がない状態でした。
緑茶を飲む時は、紅茶の際に使う茶漉しに茶葉を入れ、それを湯呑みの中にセットして、そこにお湯を注いで作っていました。

何故そのようなことになったのか・・・自分でもよくわかりません。
一人暮らしを始めた時、まずコーヒーメーカーを買わなくてはと思いました。
コーヒーが好きだったので、インスタントではなく、ドリップコーヒーを飲みたいと考えて購入。
で、ここで満足してしまう。
自宅にいる時はコーヒーか白湯を飲むので、緑茶のために急須を買おうという気持ちにならない。
まぁそのうちになんて思っているうちに月日は流れ、来客の際にはコーヒーで事が足り、そうこうちしているうちに更に月日は流れていきました。

コーヒーメーカーは何度も買い替えたのに、緑茶のための急須を買おうという気持ちにならない。
コーヒーが苦手なゲストのために、緑茶を用意しようと考えたことはありましたが、お湯で溶かす顆粒タイプを選んだので、急須は買わないまま。

そこまで急須と縁の薄かった私が、どうして買うことになったのかといえば、アレルギー検査結果を見たから。
フードアレルギー検査を受けたところ、様々なものにアレルギーがあることが判明。
そんな中で緑茶に対してのアレルギー反応は、ゼロとなっていました。
つまり摂取しても全然問題ないということ。
と、ここで急に緑茶に対する気持ちに変化が。

「やっぱり日本人は緑茶でしょ」と突然言い出し、急須を買うことを決定。
注ぎ口に茶葉が詰まらず、最後の一滴までお湯切りできると謳った急須を通販で購入。
あまりに久しぶりの行為に万全の態勢で臨むため、玉露入りと書いてあるやや高価格の茶葉を用意。
そして急須に茶葉を入れ、お湯を投入。
蓋をして1分待つ。
そしてマグカップに注ぐ。
万全の態勢という割に、湯呑みを用意するのを忘れてしまい、マグカップに注ぐという私らしい万全さ。
注ぎ終わり、蓋を開けて中を覗くと・・・お湯がたっぷり残っている。
「最後の一滴までお湯切りできるんじゃないんかいっ」と急須につっこむ。
また買い物を失敗してしまったようです。
が、こういうことも受け入れて暮らしていくのが生きるということ。
と自分に言い聞かせ、お湯が残る急須を使って、毎朝緑茶を飲むようになりました。

朝はトーストなのですが、緑茶でも合わないことはないですし、なによりも胃への負担が少ないのがいい。
コーヒーを飲んでいた時よりも、胃腸薬のお世話になる回数がどんどん減っていますから。

そうこうしているうちに茶葉への興味が。
なぜ値段にこれほどの幅があるのか。
なんてことを考えて、色々な種類の茶葉を買って味比べをしてみたり・・・と、今では深みに嵌りそうな状況になっています。

映画「リリーのすべて」

  • 2018年03月19日

最近観て感動した映画とテレビドラマのお話を。

映画「リリーのすべて」を観終わった後、ふうっと息を吐き出しました。
あまりに映画の中に入り込んでいて、ずっと息を詰めて観ていたからです。
深い味わいのある映画です。

世界で初めて性別適合手術を受けた、デンマーク人画家アイナー・ヴェイナーと、その妻ゲルダの物語です。
資料によれば、80年以上前に実在した人物がモデルのようです。

まず、アイナーが男性としてゲルダと仲良く暮らしている日々が描かれます。
そんなアイナーが、自分の本来の性が女性であると気付いていく過程が丁寧に描写されます。
このアイナー役をエディ・レッドメインが演じているのですが、それが見事。
最初は自分に戸惑い、恐怖さえ感じ、でも輝いていく・・・といった変化が素晴らしい。
そしてなんといっても美しい。
ちょっと不安そうで可憐な姿は、息を呑むほどの美しさ。

また夫がどんどん女性になっていくのを、側で見ている妻という難しい役を、アリシア・ビカンダーが見事に演じています。
事態にショックを受けながらも、それまでとは違う部分で結びついていく関係性を熱演。

愛するとはどういうことかといった、難しいテーマに取り組んだ作品です。

次にご紹介するのはテレビドラマ「LAW&ORDER」。
私が借りているレンタルDVDサイトでは、「ニューシリーズ」とタイトルが付いていて、だったら「旧シリーズ」があるのかと検索しても、それは出てきません。
なんでしょう。ニューシリーズって。
わからないことはそのまま置いておいて、このドラマの説明をすると・・・1話が大体45分ぐらいで、その中で事件が起こり、刑事が捜査をして、裁判で判決が出るまでが描かれます。
これらがすべて45分以内というのがまずびっくり。
でも決して急いでいるといった感じにはなっていないのです。
物語は非常にスピーディーに展開していきますが、ちゃんと人間というのが描かれているので、満足できるのです。
例えば・・・ぐいぐいと進んでいた物語が、裁判のシーンになって被告人の元上司が証言台に着きます。
そこで検察官から質問されて証言をするのですが、被告人は元上司が自分をどう思っていたかというのを初めて知って、傷付くという場面が。
それまでの速度とは明らかに違って、被告人のアップに時間が割かれます。
その瞳に、驚きと傷付いたといった心情が浮かんでから、次のシーンに移るのです。
こうした緩急によって、ちゃんと登場人物たちに、感情移入できるように作られているのが見事。
脚本の素晴らしさに感心させられるテレビドラマです。


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