伝言
- 2012年08月23日
賃貸マンションに住んでいるため、設備に不具合が生じると、まず、管理会社に電話をします。
備え付けの洗濯乾燥機が壊れた。
トイレの水が止まらない。
自動食器洗い機の、エラーのブザーが鳴り続ける・・・。
こういったことがしばしば起こってしまうのです。
で、この後が大変。
管理会社は、まず、オーナーに連絡をし、許可を取ったら、オーナーが委託している会社へ電話。この代行業者が、今度は壊れた機械の製造元へ連絡。メーカーは、修理を担当する作業スタッフを決め、その人から、私にようやく電話が入るのは、2日後か3日後になります。
我が家はビルが乱立する地区に建っているせいか、携帯電話の電波が届きにくい環境にあります。
また、基本的に自宅で仕事をしていますので、携帯電話にかけて貰う必要もなく、連絡は固定電話の方にするよう、念を押しておきます。
が、この長い長い電話&電話&電話の工程で、私のたった一つの希望は、消えてしまうのです。
伝言ゲームだったとしたら、毎回、敗者です。
最近になって、ようやく気付きました。
携帯番号も教えてしまうから、そっちには掛けないでといっても、掛かってくる。
だったら、もう、携帯番号は教えない。
どうしてもと言われたら、携帯はもっていないと嘘を吐こうと、心に決めました。
先日、自動食器洗い機が壊れまして、管理会社に電話をしました。
連絡先を聞かれたので、固定電話の番号を。
携帯の番号も聞かれたので「もってない」と、しれっと嘘を吐きました。
2日後。
携帯電話が鳴りました。
画面を見ると、見知らぬ番号。
もしや、と思いながら、電話に出てみると・・・お世話になっておりますー。○○サポートセンターですー、と明るい声が。
ど、どうして、携帯の番号がわかったのだろう。
私、言ってないのに。
と、その人に尋ねたところで、ちゃんとした回答が返ってくるとも思われず。
伝言ゲームの最後の番の人に、どうして間違えたと聞いてもしょうがないですからね。
後々、推理してみたところ、管理会社には私のデータがあり、そこに登録されている携帯番号が、次の人へ、次の人とリレーされていったといったあたりでしょうか?
だったら、毎回、連絡先なんて聞くなよって話で。
しかも、携帯をもっていないと嘘を吐いた私の立場は?
個人情報を守るとかいう法律って、どこいきましたかね?
今度、管理会社に電話をする事態になったら・・・携帯の番号を教えてしまいやしょう。
んでもって、携帯に電話がかかってきたら「はい? よく聞こえないんですけど。もう1度お願いします」を連発し、嫌がられてやります。
そう決意した途端、私って、ちっちぇなぁと思ってしまいました。