フルーツ

  • 2012年09月17日

フルーツが好きです。
減量中で、スイーツ類を食べるのを己に禁じている時など、フルーツの甘さは、幸せを運んできてくれますね。
少し前なら、スイカ。今年は結構、桃を食べました。そして今、冷蔵庫にあるのは梨です。

以前住んでいたマンションの近くには、スーパーが乱立していて、安さを競っていました。
それを目当てに、夕方にもなると、結構遠くから自転車で女たちが、買い物にやってきていました。
それで、スーパーの前の狭い道は、常に自転車があふれていました。
自転車には乗らず、歩きの私は、自転車を倒さないよう、僅かな隙間を慎重に進んだものでした。
当時、なにを重要視していたかというと、「重さ」でした。
大根を買った日は、キャベツは買えない。
ジャムは2個まで。
お米を買ったら、もやしとか、ピーマンとか、軽い野菜しか買っちゃダメ。
などと、持ち帰る自分の握力を勘案し、今日は買える、買えないを判断していました。
こんな時、いつも「買えない」という中に入ってしまうのが、フルーツでした。
お米や味噌、醤油などといった、なくては困るものではないため、最後のふるいにのっかり、結果、今日は我慢しようという判断になってしまうのです。

現在は、週に1度、ネットで注文したものを届けてもらっています。
お陰で「重さ」の判断は不要に。
好きなものを、好きなだけ注文できます。
もっかの悩みは、いつが食べ頃なのかを判断すること。
ちょっと叩いてみたり、じっと見つめてみたり、と色々やっていますが、今日食べてしまった方がいいのか、明日まで待った方がいいのかを見極めるのって、難しいですよね。
そのうち、食べ頃がわかるセンサーが開発されるでしょうか?
食べたいフルーツに機械をあてると、「あと2日は待ってね」みたいなメッセージが出たりしたら、大助かりなんですが。
もし、本当にそんな機械が発売されたら・・・絶対、自分に機械をあててみる人、出ますね。
そして「もう処分しましょう」なんてメッセージが出て、自分の人生のピークが終わっていたことを知ったりして。
なんだか、私が大好きな作家、星新一さんの作品世界のような話になりました。

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