加湿器

  • 2012年01月30日

このところの乾燥で、肌がバリバリになってしまいました。
いつも以上にクリームを塗ってみたりはしていますが、あまり変わり映えはしません。
すでに、加湿器に登場いただき、働いてもらっているのですが、どうも、この1台では力不足なのでは、と思い至りました。
そこで、もう1台購入することに。
たくさん種類があって、ラビリンスに入りかかりましたが、デスクに置けるサイズというのに魅かれ、決断。
それが、これです。

サイズをわかっていただくために、隣にマグカップを置いてみました。
だいたい、マグカップより一回りほど大きいぐらいのサイズです。
デザインはいい。サイズもいい。
が、しかし。
手入れが面倒。
取扱説明書によれば・・・毎日水を取り換えること。水はミネラルウォーターではなく、浄水器を通したものを使用すること。2日に1度は、綿棒などを使って中を清掃すること・・・など、注意点が挙げられていました。
ふむむむ。
無精者の私には、なかなか大変。
事前に、こういうことを知っていたら、まず、買っていませんでした。
まぁ、こういう説明書っていうのは、心配性なメーカーが、思い付く限りの注意点を並べるものだから、そこまで真剣に受け止めなくても、大丈夫なんだよねぇ、などと呑気に受け止めようとした時、ある一ヵ所に目が釘付けに。
そこには、「水を取り替えずに使い続けると、雑菌や悪臭が発生し、ミストと共に放出され、健康を害する恐れがあります」との文章が。
たちまち広がる、恐怖のイメージ。
デスクの隅に置いた加湿器から、雑菌が吐き出され、それを吸った私が体調不良に陥る・・・。
怖い。怖すぎます。
そこで、今一度、真剣に取扱説明書を読むことに。
そして、その指示通りに、手入れを開始。
三日坊主になりかかると、恐怖のイメージを呼び戻します。
加湿器から雑菌が噴出される絵を思い浮かべた途端、俄然やる気が出てきます。
このイメージの連想のお陰で、今のところ、取扱説明書通りの手入れを続けられています。

チョコレート

  • 2012年01月26日

塩や醤油を切らすことはあっても、チョコレートを切らしたことはありません。
冷蔵庫には、常にチョコレートのストックが。
打ち合わせなどでお越しになったゲストにお出しするのも、だいたいチョコレート。

特に気に入っているのは、ゴディバ。
ネットで注文すると、大抵2、3日で届く便利さもあって、手土産などにも、よく利用しています。

美味しいチョコレートを心行くまで、お腹いっぱい食べたいところではありますが、体重、体脂肪といったことを考えると、そうもいきません。
でも、食べたい。
ということで、理由を捻り出すんですね。
チョコを食べてもいい理由を。

一番多いのは、頭痛薬を飲む時。
空っぽの胃に、いきなり頭痛薬はマズイので、なにかちょっとしたものを入れたいんだけど・・・おっ、こんなところに、チョコレートがあるじゃないか、と下手な芝居のひとつでもしてから、パクリ。

我が頭に、円形脱毛症を発見した時にも、チョコレートが登場。
可哀想な私の心を癒すには、甘いものしかない。おっ、こんなところにチョコレートがと、パクリ。

いい映画を見た後には、映画の神様と、この感動を祝わなくては罰があたると独自の論法を展開し、なにで祝おう、おっ、こんなところに・・・と無理矢理チョコレートに結びつけたりもします。

毎度毎度小芝居せずとも、食べたきゃ、食べりゃあいいんですが、やはり、「カロリーを考えたら、今、食べちゃダメでしょ」という己の冷静な部分を打ち負かすには、なんらかの理由が欲しいんですね。たとえそれが、理由にもなんにもなっていなかったとしても。

このほかにも、
昼食が魚料理だったから。
制度への不安をもっているのに、今月分の年金を支払ったから。
初雪が降ったから。
ずっと狙っていたコートを、バーゲンで20%オフでゲットできたから。
といった、理由で、チョコレートを口にするのを己に許可したことも。

つくづく思います。
意志、弱いなぁ、と。
そもそも、「今、食べてはいけない」という意志が、私にちゃんとあるのか? との疑念が。
こんな意志の弱い自分を叱咤激励するには、甘いものが。おっ、こんなところに・・・。
お後がよろしいようで。

バスから見たのは

  • 2012年01月23日

大学はとても辺鄙なところにあり、自宅から片道2時間をかけて、通っていました。
まず、池袋に行くまでに1時間。
そこから急行で40分。やっと辿り着いた最寄り駅には、店の1つもありません。
そこからはスクールバス。
左右に広がる畑の中を、バスは走り抜けます。
とにかくだだっ広い土地が、どこまでも続く中を、バスは走るのです。

高校生の頃には「女子大生」というと、キラキラ輝く毎日を過ごす人たちのこと(つまり、チャラい)だと思っていましたが、現実はといえば・・・バスに揺られてド田舎の校舎へ向かう毎日でした。

ある日のこと。
ぼんやりと窓外の景色を眺めていると、茶色の物体が。
なに?
と、思って、よくよく見れば、なんと、馬。
誰かが馬に乗って、パッカパッカ歩いているのです。
バスはその横を走り過ぎます。
寝ぼけているのか、私は。
と、思い、首を精一杯後ろに曲げて、その正体を確かめようとしました。
すると、やはり、馬に乗ったオッサンが、パッカパッカとマイペースで歩いている姿が。
い、田舎過ぎる。
だいたい、いいのか、道を馬が歩いていて。
動揺した私は、隣席で寝ていた友人を揺り起こし、「馬が。馬が、いた。歩いてる」と報告。
すると、あくびをしながら友人が言いました。「知らなかった? ○○先生。乗馬部の顧問。部の馬を家で預かってて、授業のある日は、家から馬に乗ってくるんだよ」
ええええええっ?
そのようなネタを、なぜ今の今まで、私に教えてくれなかったのかと友人に問い質しましたが、「さぁ」と首を傾げるのみで、要領を得ません。
衝撃的な事実を、あっさりと受け入れている友人にも、びっくりです。
20分後、バスは大学に到着。
教室へ入ると、窓側の席に座り、さっきの馬がくるのを待ってみました。
きましたね、10分後ぐらいに。
パッカパッカとキャンパスに入ってくると、そのまま、中庭をゆっくり進んでいきます。
もし、あの馬が本気で走ったら、バスより速いだろうか。
浮かんだ疑問を友人にぶつけると、今度遅刻しそうになった時には、先生に頼んで、のせてもらっておっかなぁとのコメントが。
高校生の頃・・・女子大生になって、こんな会話を友人とすることになろうとは、夢にも思っていませんでした。
輝き一つ、チャラさの欠片も落ちていない、大自然の中のキャンパスライフでした。

バスローブ

  • 2012年01月19日

お風呂上がりに、なにを着ますか?
私は必ず、バスローブ。
使っていたのが、ボロボロになって、穴まで開いてしまったので、新しいのを購入しました。

お風呂上がりに、柔らかいタオル地のバスローブに包まれるのは、とても気持ちのいいものですが、いかんせん、洗濯機の中では、かなりの場所を取ります。
賃貸マンションに備え付けの洗濯乾燥機は、とても小さく、バスローブを洗う日は、ほかの洗濯物の一部を諦めなくてはならないほど。

以前、この洗濯乾燥機の、乾燥機能が故障したことがありました。
洗濯はできたので、風呂場に付いている、乾燥機能でもって、なんとか洗濯物を乾かそうとしたところ・・・。
バスローブは、バリンバリンの板状になってしまいました。
アニメなどで、車に轢かれた後って、たいていこんな風になってるよな、といった状態に。
フェイスタオルやTシャツなどは、硬くはなっていましたが、揉んでいるうちに、なんとか使える程度の柔らかさにまでもっていけるのですが、バスローブは全然ダメ。
揉んでも、叩いても、いっこうに柔らかくなりません。
それでも諦めの悪い私は、腕を通してみることに。
すると、硬いのなんのって。
イタタタタタタッと叫んでしまいました。

私が住む賃貸マンションには、ベランダはあるのですが、洗濯物を干せるような作りにはなっていません。どちらかというと、「干すなよ」との強いメッセージを感じさせる構造になっています。
血だらけになって、バスローブを羽織り続けるというのも、いかがなものかとようやく悟り、洗濯乾燥機が直るまでの間、洗濯代行サービス会社に依頼することに。

30センチ四方程度のバッグに、どれだけ詰めても、1袋2800円で、洗濯し乾燥までして、持って来てくれるというサービス。
たくさん詰め込めば、詰め込んだだけ、お得ってこと。
しゃかりきになって、そのバッグに、詰める詰める。
全身全霊でもって、洗濯物を小さく丸め、隙間なく、びっしりと並べ、重ねていきます。
大きな板状のバスローブも、折り畳んで、小さくして、袋の隙間に差し込みます。
最後に、押し込みながら、少しずつファスナーを動かしていくという、小技を使いながら、なんとか袋詰め完了。

3日後に、仕上がりをもってきてもらうと・・・袋は2つに。
乾燥したことで、嵩を増した洗濯物は、1つの袋には収まらなかったようです。
心配していたバスローブは、というと、これが、フワフワになっていました。
買ったばかりの頃のような肌触りと弾力。
やはり大きな乾燥機で回すと、こんな風に、なるんだなぁと、感動しきり。
結局、洗濯乾燥機が直るまでの間に、3回、この洗濯代行サービスを利用し、詰め込む技術を磨きました。

スーパーなどで、「詰め放題で○○円」といった企画に出くわしたなら、この時会得した技術が日の目を見るのではないかと、楽しみにしています。

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