辞書
- 2013年04月18日
愛用している辞書は「広辞苑」の第5版です。
しょっちゅう引いてます。
いつの頃からか、ルーペを使わないと、文字を読み取れなくなったので、辞書の側には、ルーペを常備。
あと、「日本語大シソーラス」という類語辞典も、よく引きます。
もっと、フィットする言葉はないだろうかと探しあぐねているような時、この類語辞典を引きます。
すると、類語がずらっと並んでいるので、そっか、こういう表現もあったかと気が付けて、とても助かっています。
「ジャパンナレッジ」という、インターネット辞書・辞典検索サイトも利用しています。
40種類ほどの辞事典が搭載されていて、現代用語が含まれている点や、図、イラスト、色などで確認できる点が便利で、頻繁に利用しています。
ネットで情報を取る際、その出所がとても大事になってきますが、こちらは、しっかりしているので、安心して、その情報を信じることができます。
このサービスを利用するには、お金を支払って会員にならなくてはいけませんが、私にはその料金以上の価値があります。
愛用の「広辞苑」は、言葉について調べるだけでなく、アイデアを生み出す際のヒントを探す場所としても、利用しています。
キャラクターを作る時や、プロットを作る時、ぱらぱらと「広辞苑」を捲ります。
目についた言葉を拾い読みしていきます。
そして、英文学が好きなキャラにしてみようかとか、シイタケの研究をしている研究者にしてみようかとかいったことを考えます。
そうやって生まれたアイデアを書き出し、しばらく眺めているうちに、私の頭の中のキャラクターたちが立体的になっていきます。
プロットを作る時も、そう。
エピソードへと発展できそうなヒントを探して、「広辞苑」を捲ります。
二人を山に行かせてみたら、どうなるだろうかとか、寿司を食べている時、喧嘩させてみようかとか・・・。
つまり、物語にとって大事なエピソードのヒントが、「広辞苑」に、たくさん落ちているということでもあります。
ということで、私にとって、とても大事な品です。