傾斜のある机
- 2013年11月11日
ぼんやりテレビを見ていた時でした。
北欧あたりの小学校だと思うのですが、教室で勉強する子どもたちが映っていました。
彼らが使っている机を見ると・・・平らじゃない。
傾斜があり、手前が低く、向こうへ行くほど高くなっているもの。
さすが、北欧。
なんでだかわかりませんが、妙に私は納得しました。
家具類にこだわるというのが、私の北欧に対するイメージだったせいかもしれません。
そういえば、昔、建築家が手書きで線を引く時、こういう傾斜のある机を使っているのを、なにかで見たような記憶が。
イラストを手書きする人の机も、そうだったような・・・と、傾斜のある机にまつわる記憶があれこれと蘇ってきます。
原稿を書く時は、パソコンに向かっているのですが、見直しをする時やゲラに手を入れる時などは、それらを平らな机に置いて作業をします。
傾斜のある机であれば、肩凝りも多少は軽くなりそうな気が。
そこで、ネット検索。
意外となくてびっくりです。
机そのものが傾斜を付けられるというのはあります。
ですが、平らな状態で使い時もあり、そうした時に、いちいち角度を変えるのは面倒。
今ある平らな机のほかに、傾斜のある机を追加できるほど、部屋は広くない。
などという条件があるせいなんですが。
が、意地になって探し続けた結果、見つけました。
それが、こちら。スタディボードという名前が付けられていました。
B3サイズ程度の大きさで、傾斜が付けられる書見台のようなもので、これを机に置いて使います。
平らなところで作業したい時は、このボード上ではなく、机の空いたスペースで行えばいいわけです。
慣れるまでは、字を書きにくくって、どうしたもんかと思いましたが、慣れれば、やはり首をかくんと下げなくていいせいで、肩凝りは軽減されたような気がします。
が、1つだけ難点が。
このボードは鏡板になっていまして、マグネットで書類を留めることができるようになっていますが、それじゃ眩しいので、付属のグリーンのシートをのせて使います。
このシートのサイズが、鏡板よりちょいとばかり小さい。
その差、3ミリほど。
鏡板が完璧には覆い隠せていないのです。
この3ミリの隙間から覗く鏡板が、デスクライトの光を受けてきらきらと輝き、それが眩しいのなんのって。
しょうがないので、白い紙を鏡板とシートの間に挟むという、手作り感いっぱいの作業台になっています。
この点さえなければ、満点なんですけど・・・残念です。