プリンターの機嫌
- 2013年11月14日
我が家のプリンターは気分屋で、気分がのらないと、印刷を途中で止めてしまう・・・と、以前ブログで書きました。
あれこれ自分なりに試してみましたが、解決策は見つからず、その後もプリンターはずっと気ままなままでした。
プリンターメーカーのHPと、パソコンメーカーのHPにある、Q&Aを探してみましたが、我がプリンターの症状に該当する解答は見つけられませんでした。
それぞれのサポートセンターに電話をしようかとも考えましたが、印刷ができる時と、できない時があるんですよね~といった質問に、果たして回答はあるものだろうかとの疑問もあり、躊躇していました。
しかし、とてもとても不便で、プリンターに苛ついてばかりの毎日。
これは精神的にもよくないし、完全に仕事に支障を来していると判断し、パソコンレスキュー隊に出動要請することにしました。
「パソコンで困ったら、電話ください。駆けつけます」と謳う、こうしたサービスの会社はたくさんありますね。
あり過ぎて、選ぶのに苦労するほどでしたが、取り敢えず、スピード対応してくれそうなところに電話。
翌日来てくれた男性隊員は、私からの説明をふむふむと真剣な表情で聞くと、やおらパソコンのキーボードを叩きだしました。
そして5分後に、隊員が出した結論は、パソコンとプリンターを繋ぐケーブルが原因だろうというものでした。
えっ?
ケーブル?
そこ?
と、私が目をぱちくりさせていると、ほかに余っているケーブルはありませんかと尋ねられました。
余っているケーブルなんて、そんなもの・・・とぶつぶつ言いながら探してみると、スキャナーをパソコンに繋ぐ時に使っているケーブルが1本だけあったので、それを差し出すと、はいはい、これですと言われました。
そのケーブルに取り換えて、印刷をしてみると・・・なんちゅうことでしょう。
機嫌良く、プリンターが仕事をするじゃないですか。
なんだよ、ケーブルが問題だったのかよ。でも、使っていたケーブルは、プリンターを買った時に付いていたものなんだぜと、不貞腐れる私に、隊員は説明を始めました。
コアが付いているケーブルだと、この部分でノイズを抑える効果があるので、安定するのだと言います。
それが、これ。
そういえば、ケーブルには、ただの真っ直ぐな線のものと、コロンとした円柱形の突起物のあるものと2種類ありますね。
その円柱形の突起物が、そんなに大事な任務を帯びているものだとは露知らず、ただのアクセントを付けてみました程度のデザインかと思っていました。
コア付きのケーブルに変えてからは、途中で止まってしまうということはなくなり、ストレスゼロに。
それにしたって・・・と、しつこく考えてしまいます。
最初っから、コア付きのケーブルを付属品にしておけよと思う私は、柄が悪いですか?