プリンターの調子

  • 2013年04月11日

ここ1年ほど、プリンターの調子が悪く、大変困っています。
印刷の途中で、止まってしまうんです。
そんな時、プリンターは、偉く時間をかけて、悩みます。
で、相当時間が経ってから、再チャレンジを始めるのですが、そうした時、失敗したページからではなく、1ページ目から再印刷をしてしまうため、目を離すことができず、世話が焼けます。
パソコンメーカーと、プリンターメーカーのHPで、そうしたトラブルへの対処方法を検索してみましたが、出てきません。
年賀状と暑中見舞いを出す際、官製はがきに印刷をしたいところです。
ところが、このプリンターでは、何度も途中で止まるので、失敗のはがきばかりが増えていき、後で書き損じとして、切手に交換してもらえるとはいっても、手数料は取られるので、ケチな私としては、腹が立ちます。
また、小説を執筆する際にも、困ります。
私は、パソコンに文字を入力して執筆しますが、推敲では、原稿をプリントした紙に、赤ペンで、書き直したり、加筆したり、削除したりといったことを手書きでしていくスタイル。
大体、1作品200枚ほどになるのですが、20回ぐらい推敲するので、その度に、印刷をします。
これが、途中で、しょっちゅう止まるということになると、「んぐわぁ」と叫びたくなるほど、苛々します。
purinnta-
ある日、ポンという音がしてから、印刷が止まる、ということに気が付きました。
なんだ、このポンは。
なんとなく、なにかと接続しようとした時の音のような・・・。
すでに、パソコンとは有線で接続してあるし、印刷途中でなにと接続するというのだろう。
と、しばし、ない脳味噌をフル回転させて考えた結果、そういえば、と閃くものが。
パソコンとプリンターを購入した際、出張サービスの人にきてもらい、設定をしてもらったのですが、その人が、携帯電話からデータを遠赤外線通信で送って、プリンターで印刷できますよとかなんとか言っていた記憶が蘇ってきました。
その時は、そんなことをすることは生涯ない、と思ったので、聞き流していましたが。
プリンターの取扱説明書を読むと、右下の隅に遠赤外線通信ポートという場所があるらしい。
よくよくプリンターを見れば、確かに、その場所に、小さな窓のようなものがありました。
ただのデザインの一部かと思ってました。
これに、プリンターが勝手に反応してしまい、でも、データは送られてこなくて、エラーになってしまうのではないか、と考えました。
この考えは、機械に関して幼稚園児並の知識しかない私にしては、なかなかいい線、いっているのではないかと、鼻の穴を膨らませました。
そこで、どうするべきか。
この小窓のセンサーを、反応させない方法はあるだろうか。
その時、浮かんだのは、アルミホイル。
なんとなく、いろんなものを遮断してくれそうですよね、あの銀色の憎いヤツ。
で、アルミホイルを小窓サイズに切り取り、テープで貼って、隠してみました。
2013年にもなって、こんなアナログって、アリだろうかとも思いましたが、それで印刷がスムーズにいくのなら、ノープレブレム。
で、印刷を開始。
いい調子で、印刷が進んでいきます。
よしよし。
と、ほくそ笑んでいると・・・ポンと音がして、印刷が止まりました。
がっかりです。
ぬか喜びでございました。

その後も、現在に至るまで、印刷は途中で止まり続けています。
プリンターとの戦いは、まだまだ終わってくれないようです。

皮膚科へ

  • 2013年04月08日

お肌にトラブルが発生し、駅前の皮膚科へ。
午前10時に診察開始とあったので、午前10時ジャストにクリニックに到着するよう自宅を出ました。
ピッタリだぜと思いながら、クリニックのドアを開けると、待合室にはずらっと診察待ちの人たちが。
マジで? と思いながら、受付に診察券を出すと、手作りのボードには、「90分待ち」との案内が出ていました。
当然ながら、どんだけ人気やねん、とつっこみました。
待合室の椅子は、すべて塞がっていたので、近くのスタバで時間を潰してから、90分後に、やっと診察をしてもらいました。
診察時間は、5分もなかったことを、お伝えしておきましょう。
hihuka
貰った塗り薬と、飲み薬では効かず、また90分待つのも嫌だったので、別の皮膚科を探すことに。
ネットで探してみると、ありました。
なんと、駅前の皮膚科より、自宅の近くに。
地図で見る限り、皮膚科と皮膚科の距離は、50mほどしか離れていません。
こちらも、午前10時に診察開始となっていましたが、宅配便の受け取りをしなくてはならず、家を出られたのは、午前10時半でした。
ヤバイ、ヤバイと焦りながら、クリニックのドアを開けると・・・待合室には誰もいません。
受付に保険証やら、問診票やらを出し、待つこと数秒。
名前を呼ばれて、診察室へ。
も、もしかして、待ち時間0だったのか? と思った途端に胸に溢れるのは、不安。
あっちのクリニックはあんだけ混んでいたのに、何故、こっちは、こんなに空いているのか――。
腕が悪いのではあるまいか?
との疑念でいっぱいになりながら、医師の前の椅子に座りました。
症状を説明し、1週間前に、別の皮膚科を受診したことも話しました。そこで処方された薬を見せ、症状が一向に良くならないと訴えました。
すると、医師は塗り薬をじっと見つめ「ちょっと、確認しますね」と言って、デスクにあったハンドブックを取り出しました。
どうも、その塗り薬の知識がなく、ハンドブックで、確認したいとのことのようです。
大丈夫か、こいつ、との思いが顔に出ないように、私は必死で無表情を装います。
「うん、やっぱり」と、ドクターは言ってハンドブックを閉じ、「その薬は、強いですね。もう少し弱い薬にしましょう」と宣言。
?????
薬が効かないと言っているのに、それよりさらに弱い薬にする?
そのロジック、わかりません。
が、医者に向かって、そうは言えず、おとなしく診察室を出ました。
誰もいない待合室で、よっこらしょと、上着を羽織ってる途中で、名前を呼ばれ、会計。
患者が私だけだと、なにもかもが、早い、早い。
処方箋をもらって、隣の調剤薬局へ移動。
と、そこは大混雑で、大勢の人が椅子に座って待っています。
どうやら、複数のクリニックが、近くにあるようで、大繁盛している模様。
6人の薬剤師が忙しそうに働いているのが、ガラス越しに窺えました。
クリニックの受付から診察、会計までは、すんなりと流れたというのに、調剤薬局で待たされるというオチでございました。

で、弱い薬は効いたのか――という大事な点についてですが、ダメでした。
症状の改善はなし。
人気のクリニックも、そうでないクリニックでも、私の肌のトラブルを解消してはくれませんでした。
なんだかなぁといった状態のままでございます。

自転車

  • 2013年04月04日

知人の自転車を借りることになりました。
知人の家から、少し離れた距離にある場所に行き、また帰ってこなくてはならない用事が発生しました。
電車では遠回りになり、タクシーというほどの距離ではありませんが、歩くのはちょっとしんどい。
と、いった状態だったからです。

知人の自転車に跨ると・・・サドルの位置が高い。
両足が、地面につきません。
おっとっとと言いながら、自転車を斜めにして、なんとか片足を地面につけ「サドルの位置、高っ」と感想を呟くと、知人は、じっと私を見つめ返すのみ。
もしかして、このサドルの位置で、フツーに乗ってる? と尋ねると、こっくりと頷きます。
気まずそうにしている知人の顔を見て、私たちが、ほぼ同じ身長だということに思い至り、そうか、私の足が短いのかと、気付くまで、少々時間がかかりました。
sadoru
ちょっとの距離なので、これで行こうかとも思いましたが、いやいや、ここで見栄を張って、どうすると、自らに語りかけ、サドルの位置を下げることに。
可能な限りサドルを下げて、固定してから、再び跨ってみると、足が地面につき、真っ直ぐの状態で立つことができました。
「そんじゃ、行ってきます」と知人に声を掛け、自転車をこぎ出しました。
目的地につくまでの間、頭の中には、サドルの位置を十センチは下げたという現実が渦巻き、なかなか運転に集中できませんでした。
目的地につき、自転車を降りて、ふと、駐輪場を見回します。
乗ってきた自転車のサドルと、駐輪場の自転車のとで、高さを比較し始めたのは、自然の流れともいえるでしょう。
いつの間にやら、知人が異常に、足が長いという結論にもっていきそうだったので、その前に、ちゃんとほかの自転車のサドルの高さを知っておきたかったのです。
比較検討した結果?
私は足が短いという現実を、受け入れることにいたしました。
帰り道では、突き刺さってくる風が、やけに強く感じられましたっけ。

「ハーブ&ドロシー」

  • 2013年04月01日

今日は、最近観た、DVDの中で、面白かったものをご紹介・・・。
P1000929
「ハーブ&ドロシー」は、知り合いの編集者が、とても良かったと言っていたので、借りてみて、出会った作品。
観終わった後、とても幸せな気分になれるドキュメント映画でした。
ハーブとドロシーは、郵便局員と図書館司書の夫婦。
この夫婦が、素人ながら、ただ、「好き」とか「ステキ」という感覚だけを頼りに、現代アートを買い続け、30年経った時、小さな2人のアパートに山積みされた作品群は、世界屈指のコレクションになっていたといった、お伽噺ようなドキュメント映画です。
アートコレクションなんていうと、お金持ちの道楽か、成金の自己顕示欲の現れか、ぐらいだろうと思い込んでいましたが、こんな風に、「好き」の気持ちだけで、アートを楽しむ人たちもいるのだと知りました。
この老夫婦が、とってもチャーミングなんですね。
夫婦喧嘩も、味わいがあるんですよ。年期入っているし。
展覧会会場で、夫が若い女性と話をしているのを、妻が見て「私の夫と話している女は、誰なの?」というセリフがあるんですが、これが、なんともいいんですねぇ。
焼き餅っていうのも、いいもんだなと思えます。
P1010064
次は「ヘルプ~心がつなぐストーリー~」をご紹介。
上流階級に生まれた作家志望の女性が、白人家庭で働く黒人家政婦たちにインタビューをして、本にするという話がベース。
「差別」という大きなテーマのほかにも、たくさんの「幸せ」と「不幸せ」が描かれています。それらの多くは、時代が変わった現代と共通するもの。人が望むもの、なかなか手に入らないもの、自ら捨ててしまうもの――こうしたものは、普遍なんだなぁと、しみじみとしてしまいました。
強くて、それでもユーモアを忘れない女性たちが、なんとも魅力的に描かれています。

ブログ内検索

  • アーカイブ


  • Copyright© 2011-2025 Nozomi Katsura All rights reserved. No reproduction and republication without written permission.

    error: Content is protected !!
    Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.