面白かったDVDをご紹介。
まずは「ひまわり」。
1970年に制作されたソフィア・ローレン主演の映画です。
名作だとの評判を聞いてはいたのですが、実際に観たのは、今回が初めて。
確かに、名作でした。
結婚して間もなく、徴兵されて夫が戦争に行ってしまいます。
戦争が終わっても、夫は帰ってこず、行方不明。
ソフィア・ローレン演じるジョバンナは諦めない。
夫は生きていると信じて、捜し続けます。
その確固とした表情を浮かべて夫の行方を捜すソフィア・ローレンが、とても恰好いいんですね。
とても美しい女優さんですが、ちょいと顔がきつすぎる感が否めなくもない。
が、その強さが、このジョバンナの役にはぴったりなんです。
で、ジョバンナはたった一人でロシアまで行って、夫を捜しまくるんです。
で、とうとう見つけちゃいます。
ホームに佇み、列車を降りてきた夫を見つめるソフィア・ローレンのなんと美しいこと、そして、哀しいことといったら。
夫はロシアで家庭をもっていて、妻と子どもが。
その美しい顔に浮かぶ怒り、痛み。
この1シーンだけでも観る価値ありです。
次にご紹介するのはテレビドラマの「クリミナル・マインド」。
FBIの行動分析課に所属するスタッフたちがプロファイリングを駆使して事件を解決していくシリーズものです。
緻密なストーリー展開と、また遠くまで行ってロケですか? というぐらいの制作費用たっぷりですといった贅沢さが魅力。
事件をどう解決するかが見所なのは勿論ですが、それぞれの個性が際立ったスタッフたちを観ているのも楽しい。
信頼し合っているけれど、べったべたに距離が近いというわけではないというキャラクター同士の関係が、やけにリアルで、本当にそうした課で働いている人たちを観ているような感覚に陥るほど。
特に冷静沈着なホッチナー役のトーマス・ギブソンに魅かれます。
この人、「ダーマ&グレッグ」というホームコメディドラマで、お茶の間の笑いをメッチャ取っていた人なのですが、同じ人とは思えないほど、この「クリミナル・マインド」では1ミリも笑わないホッチナー役を演じ切っています。
役者って、凄いわぁと感心させられます。
昔、へたっぴーながらもスキーをしていた頃に聞いた話。
女ばかり4人でスキーをしていると、そのうちの1人が捻挫をしてしまい、動けなくなってしまったそうです。
1人はその友人に付き添い、あとの2人は、ロッジまで急ぎ滑り降り、そこの人にレスキュー隊の要請をお願いしてもらい、場所を伝え、再び友人の元へ。
そこで友人を気遣いながら、レスキュー隊の到着を待っていると、ようやくのことで、彼らがやって来たそうです。
レスキュー隊は治療はできないそうで、麓の病院までおんぶして運ぶか、そりで運ぶかのいずれかだとのこと。
体重が50kg以上だと、おんぶするのは大変なので、そりで運ぶとの説明が隊長からされ、「体重、何キロですか?」と質問が。
イケメンの隊長から、そう聞かれた捻挫した女性は「48kgです」と回答。
3人の友人たちは、ははん、イケメンだからおんぶされたいんだなと、即理解したそうです。
友人思いだった3人は、48kgのわけないじゃんなどとつっこまず、彼女が隊長におんぶされるのを見守ったそうです。
女性をおんぶした隊長の前後を、ほかの隊員たちが挟むようにして、ゆっくり滑り降ります。
そのあとには、3人の女性たち。
麓に辿り着くと、隊長が女性を背中から下ろしました。
隊長の肩は上下し、息は荒い。
その荒い息の中、隊長は言ったそうです。
「あなた、48kgじゃないですよね」と。
3人の女性たちは、笑いそうになるのを必死で我慢。
それでも捻挫した女性は、「あれっ」などと言って、おかしいな、そんなはずないのにといった演技を続けたとか。
なんでも、体重が重いと、それだけスピードが出てしまうので、背負っている方はとても大変なのだとか。
レスキュー隊と別れ、病院に行った4人は、捻挫の治療を受けた後で、宿に戻ると反省会を開いたそうです。
そこで、どんなにイケメンであっても、レスキュー隊に嘘の体重を言わないと、捻挫をした女性は皆に誓ったということです。
今年の降雪予想情報を耳にして、昔に聞いたこの話を、思い出しました。
どんなタイプのカレンダーを使っていますか?
最近は、カレンダーなんて持っていないという方も多いのかもしれませんね。
スマホやパソコンなどでスケジュール管理しているから、カレンダーはその中といった方が。
我が家にはデスクの上と、なぜか洗面所に1つずつ紙製のカレンダーを置いています。
1ヵ月が1枚になっていて、来月が見たければぺろっと1枚捲ればいいというごくオーソドックスなものです。
カレンダーに1つだけ望んでいることがありまして、それは月曜始まりであることです。
しかし残念ながら、多くの紙製のカレンダーが日曜始まりなんですね。
これ、私には非常にわかりにくいんです。
私にとっては、1週間というのは月曜から始まり、日曜で終わるもの。
だって、週末である土曜と日曜が、かたや行の終わりで、かたや次の行の始まりって、おかしくないでしょうか。
あくまでも感覚の問題ですが。
たとえば電話で先方が「来週の頭には原稿をいただきたいのですが」と言ったとします。
私の感覚だと、月曜に欲しいと言われたように思うのですが、もしかすると、この人は日曜始まりのカレンダーを見ているかもしれないと考え「それは日曜ですか、それとも月曜ですか?」と尋ねることになります。
私の周囲の方たちは、日曜でもフツーに働いている方が多いので、余計にどっちだかわからなくなります。
日本全国月曜始まりのカレンダーを使うようにという法律でもできてくれないだろうかと思ってしまいます。
が、そんな法律ができるわけもなく、私は今年も月曜始まりのカレンダーを探すことに。
毎年カレンダー探しで苦労するので、いっそのこと電波式のカレンダーにしてみようかとも考えました。
当然月曜始まりに設定を替えられるものに限りますが。
が、どうやら土日はいいのですが、祝日がわからないものばかりのようで。
日本だけの祝日をシステムに組み込むのは難しいのでしょうか?
私の探し方が悪いのかもしれませんが、やはりカレンダーに祝日が入っていないというのは致命的。
結局、電波式のカレンダーは諦め、紙製で月曜始まりのものを探す例年通りになりそうです。
皆さんはどうやってアクセサリーを収納していますか?
私はそれほど大量に持っている方ではないのですが、それでもなにがしかのケースに収納しなければならいぐらいはあるので、ネットの通販で買ったジュエリーケースに仕舞っています。
これ、5段の引き出し式のもので、なかなか大きく、結構な場所が必要です。
その割には、ネックレスを入れる下段はすでにいっぱいいっぱいになっているのに、上段の指輪の収納場所はすっかすか。
が、指輪の棚は小さな升目上に仕切られていて、ネックレスを入れることができず、この融通の利かなさが致命的となっています。
なにかもっと別な、アイデア商品的なものが世の中にはあるのではなかろうかと、夢想するようになりました。
そもそも、毎回すべての引き出しを開けていくという行為も面倒臭いのです。
持っているアクセサリーを、ぱっと一目で見られるようにはならないもんでしょうか。
ネットで探してみると・・・見つけました。
それが、こちらです。
ハンガーでクローゼットに引っ掛けられるようになっていて、そこには小さなポケットがたくさんあって、そこにアクセサリーを入れるのです。その裏側は、ネックレスを下げられるようなフックがあって、そこに引っ掛けて、マジックテープで固定するという仕組み。さらにそこには、ビニール製の覆いが付いているので、隣に掛かっている服を引っ掛けちゃったりしないような気配りまであります。
ポケットの部分がビニールではなくメッシュタイプのものもあったので、そっちも購入し、バングルや腕時計を収納しています。
高額なアクセサリーをお持ちの方にはあまりオススメしませんが、私のように、そこそこ程度の品をお持ちという方には、便利な一品。
ぱっと一目で全体を見渡せるので、出かける前に、がちゃがちゃと引き出しを開閉せずに済み、ささっと身支度を整えることができます。
アクセサリーの収納を考えた時、私は箱型のものしか発想できませんでしたが、ポケット式にしてクローゼットのハンガーに吊るすというアイデアは、目から鱗でした。
こういう柔軟な発想の品、大好きです。