寝具は大事?
- 2014年08月11日
椎間板ヘルニアと人間ドックで初めて指摘されたのは数年まえのこと。
寝具は大事だとわかってはいたのですが、狭い部屋に住んでいるという事情から、ソファベッドを使用していました。
昼間はベッドを折り畳み、ソファにします。すると部屋が少しだけ広く感じられるからです。
このソファに座っている時間はとても長い。
食事の時も映画のDVDを見る時も、本を読む時も、ちょいとうたた寝をする時も。
当然夜になれば、ソファを広げてベッドにして、横になります。
この時間も結構長い。
十年も経つと、へたりが半端じゃない状態に。
買い替えなきゃなぁとは思ってはいたものの、捨てるのも区役所の粗大ごみ処理センターに申し込んだりとそこそこメンドーなので、なかなか踏ん切りがつかずにいました。
そこに椎間板ヘルニアとの指摘が出たので、これをいい機会にしようと、買い替えることに。
今度はソファにもなるといった兼用タイプではなく、腰のために敷き布団にしようと決意。
たかが敷き布団、されど敷き布団。
まぁ、あるはあるは。
しかもどれも人間工学だの、データに基づいただのと薀蓄を語っています。
大きく分けると、軟らかいものと、硬いものの2種類。
どちらの主張も、説得力があって、いったいどっちを選んだらいいのかと困ってしまいます。
散々迷った挙句、それまで軟らかいものだったので、今度は硬いものを選択。
ネットで購入し、届いたのがこちら。
なかなかの大きさなのと、手で押してみたら「石かよ」と思うほどの硬さに、すでに失敗したような気が。
これはマットと敷き布団を兼ねたようなもので、フローリングに直置きし、専用の敷パットを重ね、その上にシーツをつけて使用します。
取り扱い説明書を読んでみると、慣れるまでは硬さのせいで痛みを感じることもあるといった文字が。
どんどん大きくなっていく不安を抱えたまま、その夜、フローリングの床に広げ、使用してみると・・・。
翌朝、いつも寝起きに感じる腰のだるさが軽くなっている気が。
ん?
これか? これが、腰にとっていいという敷き布団の力なのか?
慣れるまで硬さのせいで痛みを感じるという話はどこにいったんだろう。
まぁ、良かったんだからいっか。
てなわけで、副作用を感じることなく、新しい寝具に慣れました。
翌年の人間ドックでは、椎間板ヘルニアを指摘する文字が所見のページから消えていました。
技師が見落としたのでしょうか?
それとも・・・?