劇場で

  • 2014年10月13日

観劇に行くと、大抵大量のパンフレットを渡されます。
拒否することもできますが、私はいつも頂戴するようにしています。
それは、手にずしりとくるほどの重さがあります。
このパンフレットには、その劇場で上演される予定の演目の内容や、出演者の顔写真などが掲載されています。
こんなのやる予定ですから、また来てね、という意味でしょうから、こうしたパンフレットが劇場で配られるのはよくわかるのですが・・・。
ほかの劇場で上演される予定の告知パンフレットなども大量にあったりするんですね。
そっちの方が面白そうだわと言って、ほかの劇場に行かれてしまう可能性があるのに、配っちゃっていいんでしょうか?
こんな風に考えるのは、私の了見が狭いからでしょうか。
劇場の支配人などは、私とは違って懐が深く、お互い様だから、劇場のファンを共に増やしていきましょう、なんて業界全体という大きなものを見ているのでしょうか。
butai
とにもかくにも芝居が始まるまでの時間、パンフレットを見ていきます。
いつも感じるのは、たっくさんの劇場があって、たっくさんの芝居やダンスや落語やパフォーマンスが行われているんだなぁということ。
なんだか凄いなぁと思ってしまいます。
いわばライブで芸術と触れ合える機会がこれだけ揃っているってことですからね。

チケットを取る時、ネットで座席指定をします。
抽選予約を申し込んだり、発売日の発売開始時間に合わせてアクセスしたりといったことをしない私は、時間の空いた時に面白そうな演目をネットで探します 。
これ、面白そうと思って、チケットがあるかどうかを調べると、出遅れ度が半端じゃないため、完売していたりします。
あれこれ探すうち、空き状況が△になっている開演日をやっと見つけ、そのページに入ると、若干残っているという座席の位置を確認します。
これが、大抵よろしくない場所。
ここはちょっと後ろ過ぎるな、なんて、ほかの日の空席位置を調べたりしてもたもたしているうちに、アクセスができなくなる。
しばらくしてからもう一度ログインしてくれとのメッセージが出てきちゃう。
回線が混雑してんだから、さっさと決められないんだったら、出直してきなってことですかね、これ。
しょうがないので、コーヒーを入れたりして時間を潰してから再アクセス。
迷ったりしているうちに、またアクセス拒否されるのも嫌なので、いっか、この席でといった妥協でもって購入。
そうして訪れた劇場で周りを見回せば、大入り満員。
こんな風にたっくさんの劇場に、たっくさんのお客さんが入っているのかなぁと思うと、凄いなぁとまたまた思ってしまいます。

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